いや、初出社は金曜日だったような。
挨拶、昼食、仕事のアサイン、打ち合わせ、情報交換と忙しそうだ。 入社そうそう結構ヘビーな仕事をアサインしたような気がするが、 なに、かずひこくんなら大丈夫。
ライトニング・トークの上手なやり方。 LL Weekendでライトニング・トークが決まっている人は要チェック。
要点は
重要な点を最初に
下手したら背景の説明だけで終わってしまう。結論から先に。
詳細は重要でない
10分後にはだれも詳細を覚えていない。
スライドを用意する
そらで話すのは難しい。聴衆にもつらい。適切なツールでスライドを。練習しとけ。
連絡先を最後に置かない
全部のスライドに入れるのはどうか。
だけど自分で読んだほうがいいと思う。
10月にPickaxe本こと『Programming Ruby』の第二版が出ることが決定した。 第一版も充実した内容の本だったが、今回はさらにさまざまな領域をカバーした本になりそうだ。 原稿はほぼ仕上がっていて、あとは校正のレベルなので、きっと予定通り出ることだろう。
今日はこの第二版への前書きを書いた。英語の文章はつらいわ。
で、このPickaxe2だが、[ruby-talk:108190]によると、 今年10月頭にアメリカ・バージニア州で開催される Ruby Conference 2004の出席者には先着50名に無料でプレゼントが決まったそうだ。 これは印刷屋から直接カンファレンス会場に送られるもので、 なんと世界で最初にPickaxe2を入手する特権となる。
条件は
だそうだ。
気になるプログラムだが、現時点での内容はこちら。笹田さんのYARVにご注目。
残念ながら、今年は私は欠席。アメリカ行ってる間に子供が産まれてもいかんからなあ。 3週間くらい前なのできっと大丈夫だと思うんだけど。
かずひこくん入社を口実にして祝って、中華料理店で新人歓迎会。
だんだん会社が大きくなって、サイズ的な問題から新人歓迎会は毎回ここでやっている。
25名以上が一度に宴会できるサイズの店が松江にはなかなかないらしい。
大半の連中は近くのボーリング場に移動。これも新人歓迎会恒例になっている。 私は先においとまさせてもらった。
論文のネタのため、数年ぶりにruby_m17nブランチに手を入れる。
しかし、まだ課題も残る。
先は遠い。 ま、とりあえず、これらは論文では扱わないわけだが。
「メールオーガナイザーはどうしたのですか」という声を時々聞く。
実際にはバックエンドはとりあえず動くので、 コマンドラインで「inboxのリスト」とか、 「キーワード検索」とか、「類似メールの取得」とかはできる。
だがしかし、それをEmacsから使う時にどのようなインタフェースが使いやすいのか、 という点でまだ確信が持てない。Gmailのインタフェースはあんまり好きでないのだ。
一番好きなのは、昔のrnのように「日がな一日スペースバーを押し続けるだけでメールを読み続けられる」というものだが、検索ベースのMUAにおいてそれは可能なんだろうか。アーカイブするかどうかをどうやって決めるのか。
B0000DZNCV
大蔵大臣からプリンタ購入の許可が出た。こういう効能が目に見える機器はウケがいいらしい。
で、最近はやりの複合機を購入しようということになったのだが、 なかなか決心ができない。貧乏性の発作が。
候補をCanonのB0001LJ38SとHPのB0000DZNCVにまで、絞り込んだのだが、そこから先が膠着してしまった。
機能を考えるとPSC2450、ランタイムのことを考えるとMP710か。 うーむ、決められない。
昨日の続きでいくつかのデバッグ。 UTF-16で書いた文字列に対して、 toupperとかが動くのは感動する。
が、実用のためには
必要がある。
前者はprintfをほとんど全部自前で実装する(か、printf(3)にかける前にコード変換する)必要がある。 正直勘弁してほしい。が、しょうがないか。
後者は鬼車との連携を考える必要があるが、
どちらかというと、3.2.6をベースにした方が楽だと思うのだが。
始まったらしい。 レポートを見る限り、 かなり楽しそうだ。私も参加したいなあ(年寄りは引っ込みなさい)。
その後は参加者の自己紹介が簡単に行われたが、サーバ管理経験を持つ参加者が約半数を占めたほか、「前日にMosquito(1FD Linux)でルータを構築していたら遅刻しそうになった」と語る女の子や「(JIPDECの主催する)プログラミングコンテストの〆切と重なってしまいほとんど寝ていない」という男子など、さすが書類選考を突破してきただけあって濃い経験を持つ猛者がごろごろ現れており、今回の合宿の成果に期待できそうな印象を受けた
若者が頑張っている様子は頼もしい。ちゅーか、プロコンにも参加してくれるのね。 一生懸命審査します。
で、ぼこぼこにされると。
実際、akrさんからは結構なツッコミをいただいたわけだが、 険悪なものではなかった。
覚えていること
なんかもっと話したと思うんだけど、あんまり覚えていないなあ。
役に立たないメモ。
全体にUpdateでない感じ。「Update」と「紹介」は分離したほうがよかったか。
*1 新しいマシンを買え、ということかも
仕事でLL。なかなか悩ましく、上司の理解がないため、LLが使えないという悲しい話をたくさん聞く。
ちゅーか、私だったら「Rubyで書いた検証プログラムを顧客の無理解から泣く泣く書き換えた」なんて経験をしたら、 速攻転職を検討すると思う。みなさん、忍耐強いよなあ。
結局は「秘密兵器」としてサクセスストーリーを積み重ねるしかない、というのが個人的な結論。
追記。
あ、会場でも違和感があったんだけど、私の発言の「秘密兵器」は「秘密」には重点が置いてなくて、 実際には「すごい兵器」というニュアンスだったのでした。つまり、『黒い秘密兵器』における (誰もが知ってる)「秘密兵器」のような。って、若い人はそんなの知らないぞ。
「ls-lRシェル」と「nQueen対戦」。
前者はデザインパターンを強調しているのがちょっと苦しい感じ。 というか、C++中心のGoFとLLはかならずしも相性は良くないよね。 GoFはSmalltalkパターンも解説しているので、こっちはちょっと近いかも。 Rubyは前田くんが健闘。
後者は、NxMの盤面に順にチェスのクイーンを置いていき、
のいずれかに陥ったプレイヤーが負け、というルールで、Gauche, Python, Ruby, Squeakのプログラムが対戦する。 Rubyからの刺客はかずひこくん。
第1回戦: 時間切れでPythonの負け
第2回戦: 時間切れでGaucheの負け
第3回戦: 失敗でPythonの負け
第4回戦: 失敗でPHPの負け(PHPはランダムに置くサンプル。ここで脱落)
第5回戦: 時間切れでGaucheの負け
第6回戦: 時間切れでGaucheの負け
ギャラリーからの声によりここから勝ち残り戦
第7回戦: 失敗でGauche脱落
第8回戦: 失敗でPython脱落
第9回戦: サーバが落ちて再試合
第10回戦: 時間切れでRuby脱落(クライアントがエラー)
優勝はSqueak。
GaucheはXML-RPCライブラリから実装したぶん不利だったか。 PythonはLinuxザウルスで動かしていたので、もしかしたらパワー不足だったかも。 Rubyは...なんでエラーが出たんでしょうねえ。
Squeakはあぶなげない、というよりもGaucheとPythonが早々に脱落し、 Rubyとの一騎討ちではRubyが謎のエラーで自滅したので、 あんまり実力発揮というわけではなさそう。
ゲームは盛り上がる(勝ち抜き戦にしてからは特に)が、 ソースコードを鑑賞する時間が取れなかったのは残念だ。
で、終了後(いくつかサインなんかしたりした後)、そうそうに移動。 ほんとは懇親会とか出たかったんだけど、飛行機がなくなるので。
少々あせりつつ移動した結果、ちゃんた間に合った。が、会場にファイルフォルダをふたつ置いてきてしまった。 論文やら発表資料やらが入っているだけで、そんなに貴重なものではないはずだが、 なくなったとなると少々惜しい。だれか見つけて保護してくれないかなあ。
なんとかたどりつく。やたら疲れていると思ったら、ゆうべテレビでやってた映画『スコア』を見たからだ。 一度見た映画なのに、つい、最後まで見てしまったなあ。
LL Weekendの二日目。出席したかったなあ。
月に一度の会議。今月は担当部分の報告は割り当てがなかったので楽だ。 もっともそれとは別にあちこち電話をかける必要があったのだが。
しかし、東京二泊に引き続いての岡山訪問は貧弱な肉体に負担だ。 家族にも淋しい思いをさせたらしい。
昨日、岡山で電話(PHS)を持っていないことに気がついて、 ああこれはうちに忘れたんだなあ、と思っていたら、 今日になって探しても見つからない。
電話をかけても「電波が届きません」とのこと。 このうちはほぼ全域で電波が届くので、おかしいなあと思っていたら、 どうやら昨日は電話を岡山まで持っていって、 向こうの教会か移動中の車の中かで落としたらしい。
面倒だなあ。
病院に行った後、ふたたびかけると今度はベルは鳴るが誰も出ない。
状況が変化するところをみると、電話が移動している、つまり車の中に落とした可能性が高そうだ。
じゃあ、乗せてもらった人に連絡しようと思ってはたと気がついた。
電話番号がPHSにしか載ってない
じゃあ、知ってそうな人に電話かけないとなあ、と思いつつ、 夜の家族の祈りで「電話が見つかりますように」と祈る。
と、祈り終わって数分後に電話が鳴る。「電話落としたでしょ」。
明日、ちょうど奥さんが松江に来るということで、待ち合わせて受け取ることになる。
別に直接的な現世利益を追求する宗教じゃないんだけど、 こんな偶然に驚いたりする。
B0000DJLOA
さんざん悩んだ揚げ句、結局買ったのはB0000DJLOAであった。 候補はCanon MP710とHP psc 2450 photosmartだったはずなのだが、 MP710は筐体があまりに大きいので(しかも重量が10Kg超)断念、 psc 2450はインクの値段の高さと(ヘッダ込みなのでしょうがないのだが)、 きっとコピー機としてしか使わないうちの利用パターンには向いてなさそうという理由で断念。 インクコストが安く、コピー機としての使い勝手の良さそうなMP370を選択した。 とはいえ、psc 2450の液晶は惜しかったかなあ。割引率が高くて価格はMP370と同程度だったし。 いやいや、私の判断は正しいんだ。
買って帰って、いくつかカラーコピーとデジカメからの出力を行ったが、家族には好評であった。
しかし、気に入らなければ自分で手を入れられるオープンソースソフトウェアと違って、 他人がデザインを決定し、変更できないプロダクトっていうのは、後で後悔しそうでなかなか決断できない。
いや、ただ単に決断力がないだけなんだが。
私の通っている教会は、アメリカに本部があるせいか、 立派なホームページがあるのだが、 日本語ではインターネット上の公式な情報はほとんどなかった。
が、この度、やっと日本語サイトがオープンした。 まだまだ情報は少ないし、翻訳の途中のものとか残ってるけど、ないよりはずっとマシだ。
個人的には、近日登場予定という「全国の教会検索」を期待している。 Ruby Conferenceとかでアメリカに行く時には英語版の「meetinghouse locator」で、 教会堂の場所、集会時間、地図、任意の地点からの道順などの情報が入手できるので重宝していたのだ。 私自身は国内なら日曜日は帰っちゃうと思うけど、出張が多い人とか、これが便利な人は多いと思う。
私の実家は車で45分ほどの距離だし、実際問題、現在実家は空き家状態なので、帰省には意味はないのだが、 その代わり(というのも変だが)年に数回妻の実家に帰省することにしている。
ここ数年は山口までの道のりは国道9号線を使って移動している。 江津から浜田まで高速ができたのでちょっぴり気分的に楽。 米子・松江間や玉造・宍道間に比べるとなんだかリーズナブルな気がするのはなぜだろう。
移動は240キロ弱。くたびれた。
妻が以前映画館でもらってきたチラシを見る限りでは、
ヴァチカンの密命を受けたモンスター・ハンター、ヴァン・ヘルシング卿。
ヴァチカンのメカおたく=カール、モンスターと戦う美女=アナ王女、 創造主をドラキュラに殺され復讐を誓う怪物=フランケンシュタイン(の怪物)を引き連れ、 世界征服の野望を企むドラキュラ伯爵に戦いを挑む。
そこに狼男化して理性を失いつつあるアナ王女の兄、ドラキュラの花嫁たちがからんでアクション三昧
とかいうような映画らしい。難しく考えなくていい映画大好きの私としては、見逃せない。 映画館に行く時間が取れるかどうかは分からないけど。
しかし、しかし、だ。この映画について考える時に、 なぜだか私の脳裏に「イケてない」なにかがよぎるのだ。
ドラキュラ、フランケン、狼男....。
はた、と気がついた。
これは怪物くんではないか、と。
昨日から妻の実家にいるのだが、このうちには当然のようにネットワーク回線はない。 で、やむなく日本高速通信のB-mobileを利用しているのだが、 私のカードは経済的事情から32Kのシングルリンクである。 もっともこの家からは基地局が一つしか見えないから、マルチリンクでも変わらないのだが。
そうすると、普段利用しているGmailは利用しにくい。 とはいえ、cmailは溜め込んだメールが多すぎてパンク状態に近い。
となると、メールオーガナイザーを実装するしかないか、と開発の動機づけになるのであった。 おかげでバックエンドのバグがずいぶん取れた。コマンドラインでメールの一覧を取得したり、 メールを読んだりできるようになった。まだ、MIME対応とかしてないし(semiに任せようと思っているので)、 返事も書けないんだけど。
とはいえ、一応休暇中なので、あまりコンピュータにかまけていると家族の不評を買うし、 なによりLinux Magazineの原稿の〆切も控えているのだ。あまり時間を浪費できない。
わかって...いる...んだけれども。
B0002B16W8
妻と一緒にドライブに出かけ、立ち寄ったヤマダ電機で前から欲しいといっていたデジカメを購入。
本当は300〜400万画素クラスを検討していたので、 500万画素のB0002B16W8はあまり考えていなかったのだが、 えらい値引きをしていたので、400万画素クラスと値段で十分勝負になっていた。
起動速度も速いし、動画も容量一杯まで(しかも30fpsで)とれるし、機能的には文句なし。 PictBridgeにも対応しているから、この間買ったB0000DJLOAとの連携もばっちり(のはず)。
で、これらは結局、妻が銀塩コンパクトカメラ(+DPE)の代替として活用しそうな気がする。 子供の写真とか。まあ、元々そのつもりで買ってるんだけど。
妻と一緒に福岡神殿へ。いつの間にか小郡から新山口に名前が代わった駅から「のぞみ」に乗って博多まで。 行きは700系ののぞみであった。なんでこんなカモノハシみたいなデザインなんかねえ。 空力を考慮したんだろうけど。
時間があったので博多駅周辺を歩き回ってから、バスに乗って神殿まで。 昨日からこちらに来ていた弟にあって書類を受け取り、 妻の先祖の儀式を行う。
その後、またバスで博多駅まで。乗るバスを間違えて天神経由になってしまったが、 福岡の街が見れたので、それはそれでよかったかも。
あとは少々買い物をして、留守番をしている子供たちにおみやげを買い、 また「のぞみ」に乗って山口に帰る。 帰りは500系。こっちの方がかっこいい。っていうか、飛行機みたい。
博多から新山口までは30分くらいで着いてしまう。近いもんだ。
10月号の原稿。しかし、この夏の真っ盛りに「10月」とはいかがなものか。 私の連載には季節ネタはないとは言え。
今月のテーマは「Webアプリケーションの基礎」と題して、HTTPやらCGIやらの(Rubyと直接関係ない)基本的な部分と、 性能改善の手段であるmod_rubyとFastCGIについて。とはいえ、mod_rubyもFastCGIもさわりだけで、 ちゃんとした解説とは呼べないような。
しかし、帰省中でいろいろ忙しくて(福岡にも行ってるし)、結局今日の時点では半分しか完成してない。 〆切は月曜日まで延ばしてもらったのだが、月曜は松江に帰る(つまり半日運転する)日だし。 ちょっとあせる。
年に1,2回、山口に帰省しているのだが、たいていは週日のうちに松江に帰ってしまうので、 山口支部にはずいぶん長い間顔を見せていなかった。何年ぶりだろう。 懐かしい人がたくさんいた。
山口の教会はバイパス沿いのパラボラアンテナが見える位置にある。 二階の窓からは真正面に見えるので、喜ぶ人もいるかもしれない。
集会終了後、防府のバプテスマ会があり、フォントを借りに来たので、防府の人たちにも会った。 それこそ17年ぶりくらいに会った人もいた。懐かしい。
当時2歳くらいだった子がめちゃめちゃ成長してて、あいさつしてもお互いに全然分からなかったとか。 その子のお兄さんを見て、お父さんと勘違いしたとか(いつまでも若いなあとか思ってた)。
日曜日には仕事をしないことにしている。
とあるからだ*1。とはいうものの、今回みたいに、
ような状況では、日曜日でも仕事しておきたいなあ、という誘惑に駆られる。
しかし、まあ、そういう状況でも自分の決めたルールに従い、かつ責任もきちんと果たすのが、 宗教を持つものとしてのあるべき態度だろう。冒険だが、今回もそうすることにする。
しかし、本当に「あるべき態度」は、もっと前から原稿を仕上げておくことではないか。 帰省することはず〜っと前からわかってたんだから。
*1 ユダヤ教徒の安息日は土曜日だが、キリスト教徒は「主の日」である日曜日を安息日としている
山口を9時前に出発。一路、松江に向かう。 途中で燃料補給。ついでに徳佐で生リンゴジュースも補給する。おいしい。
最初の1時間半の間、一度も赤信号に引っかからなかったのは驚異というか、さすが田舎というか。
浜田でアクアス(水族館)の前を通ったが、私以外は行ったことがあるし、 体力的に厳しそうなので、パス。ちょっともったいない気もするが。
結局、途中食事を取ったりして、夕方近くに自宅にたどりつく。7時間かかったか。
バテバテ。
この程度で奇跡とはおこがましいが、気分的には確かにそうだ。
早朝、出発前に大慌てで残りの半分を書き上げた。今までのペースから言えば驚異だ。 自宅についてから、疲れで朦朧としつつも、数度読み直しを行い、分量を調整して提出。
間に合ったぞ。
「RECONDITE - You don't tug on Superman's cape...」によると、あのL. Peter DeutcheがpycoreなるPython処理系を作成中らしい。
これは、PythonのバイトコードをVisualWorks(Cincom Smalltalk) VMのバイトコードにトランスレートするPython処理系で、レポートによれば、
であり、
なのだそうだ。なんか、すっごいエキサイティングな試みだ。
しかし、Jython、IronPythonといい、Pythonは処理系が次々と登場する。 これは文法がシンプルなのと、ドキュメントがきちんとしていることによるのだろう。
そのぶん、言語屋にとっての面白さは少ないのだが。
しかし、Rubyは別の点で「影響」を与えつつあるのだ(...続きは18日のエントリで)。
GroovyがRubyの影響を受けたことは間違いない。 もちろん、Rubyだけじゃなく、他の言語の影響もたくさんあるだろうけど、 (Javaをのぞけば)もっとも大きい影響を与えたのはRubyだろうと確信できる。 名前だって「ぐRuby」だし(笑)。
別の側面では、Alephという言語の公式サイトである www.aleph-lang.orgというドメイン名もruby-lang.orgの影響でないと誰が言えよう(言語は似てないけど)。
さて、次第に認知度が高まって、間接的に他の言語の影響を与えはじめたRubyだが、 その影響を受けたに違いない(勝手に断言)言語がまたひとつ登場した。
その名も「Jolt」!
ハッカー御用達のカフェイン飲料Joltにちなんで名付けられたらしい。 ドメイン名もwww.jolt-lang.orgと、ちゃんと-lang.orgの伝統(?)にのっとっている。
この言語はC++をリプレースするのを目的とする、静的型のシステム言語なのだが、 文法が(静的型があることを除けば)Rubyそっくり。「end文法」だし。
Rubyの特徴であったブロックもGroovyではなんかハック的な文法*1であったのに対して、 こちらのブロックはきちんとRubyとそっくりのセマンティックスになっている。「do〜end」と「{〜 }」の両方が使えるところまでRubyそっくり。
annotationというか可視性などの属性の指定の仕方が趣味じゃないのと、 仕様が必要以上に複雑な気がするのを除けば、これは「静的型のRuby」と呼んでもよいのではないだろうか。
こうやって、自分の言語やアイディアが他の言語デザイナーに影響を与えているのを見ると、 言語デザイナーとしてはこの上ない喜びを感じる。
*1 Groovyのブロックはクロージャとして引数リストの最後に追加される
前田くんやかずひこくんによってレポートされている通り、そういう講座が開かれた。
講師が私の担当教官であることから、お手伝いに行く。かなり詰め込みぎみだったし、 プログラミング未経験者の割合も高かったので、どうなることかと思ったが、 意外となんとかなったようだ。
詳細なレポートが出る予定もあるらしい。
Robert Feldtのところの学生の論文が発表になった。
まだ、中身は読んでないんだけど、テーマはどれも興味深い。
Examination in May
Software Engineering programme, 4th year
- Anders Alexandersson, "RubyComp - a Ruby-to-LLVM Compiler Prototype", [PDF]
- Jan-Åke Hedström, "RubySharp - a Ruby to CIL Compiler", [PDF]
- Kerstin Lyngfelt, "MorphR - a Morphic GUI in Ruby", [PDF]
- Philippa Olofsson, "CheckR - Extendible Static Analysis Tool for Ruby", [PDF]
Computer Science programme, 3rd year
- Olle Johansson, "Plugin-Based Automated Testing Tool for .NET Assemblies"
- Maria Samuelsson, "Attityder om programvaruutveckling - en förstudie i hur programvaruutvecklares inställning påverkar deras arbete" (Swedish only!)
Examination in August
Software Engineering programme, 4th year
- Jennie Sjökvist, "MutatoR - a Mutation Testing Framework for Ruby"
Computer Science programme, 3rd year
- Sanny Jacobsson
というか、こんなん見てると自分が書こうとしている論文がちゃちなものに見えてくるなあ。 ぜんぜん分野は違うけど。
上記のセミナー中にちょっと時間が取れたので、メールオーガナイザーのフロントエンドに手をつけた。
Emacs Lispで400行ほど書いたら、
くらいまでできるようになって、「メールリーダー」としては一通り機能するようになった。 バックエンドは山口でデバッグしてたしね。
あとは、
があれば、当面必要な機能はカバーするだろう。
今まで、メールを読むのはGmailで、返事を書くにはcmailで改めてメールを読み込んで、 という不自然なことをしていたが、やっと一本化できそうだ。
最終的にはWeb(かIMAP)のフロントエンドも用意して、 Windowsマシンからもメールが読めるようになると完璧だ。
とか、やってるほどヒマじゃないのに、本当は。 忙しい時ほど、副業が進むのはなぜ?
ITmediaによるセキュリティキャンプ2004のレポート。
おおむね成功だったようだ。また、若者の前向きな態度にうれしく思う。 若い世代の力を発揮するのを見ることほど喜ばしいことは少ない。
小学校の奉仕活動(の前哨戦)で、子供たちを連れて学校の校庭の雑草を抜く。 たいした密度ではないのだが、さすがに広い。いくら抜いても減った気がしない。
暑さが少々和らいだのはさいわいだが、暑いことにかわりはない。
その後、境港に新しくできたショッピングセンターに移動(このへんですでに無理がきているのだが)。
広い。安い。
中海・宍道湖周辺には、米子、松江、出雲の三都市があるのだが(実際には「都市」と呼ぶのは少々おこがましい)、 新規に大規模店舗が出来るのは米子やら出雲(と、その隣の斐川)やらばかりで、 松江には出店がない。なんだか取り残されているような気分がある。 おそらくは適当な規模の更地がないせいだと思うのだが、 まん中に川が流れる松江の都市構成は、近代的な街には不向きだよなあ。
その後、山口の土産をもって弟のうちに。初めて行ったけど、こざっぱりしていい感じ。 子供たちは姪っ子と遊んで、楽しそう。
それから玉造に帰還。疲れ切ってて、頭痛がする。が、しかし、明日の準備がまだ残っているのだ。 頭痛薬でドーピングして、テキスト開いたり、聖典を読んだり、メモをまとめたり。結局3時までかかった。
娘は最近まで『4092903014』を読んでいた。 今日からは弟から借りた『4840212147』というシリーズを読みはじめたようだ。
前者はヴァンパイヤ、後者は人狼が主人公である。とすると今度は、 フランケンシュタイン博士の手になる人工生命体が主人公のライトノベルを読みはじめるということか。
また「怪物くん」かいっ。
Slashdot Japanから。
ブラジル・アマゾンのピラハー族の数の概念に関して観察を行っています。数字をあらわす言葉として1と2しか持たない(それ以上はたくさんになる)この種族に対して数の違う電池、魚などが写っている画像を使う「マッチング課題」の試験を行ったところ、数が3以上になると物体が何であっても判定するのに苦労していたそうです。
ううむ、言語学的には否定されているらしい「Sapir-Whorf仮説」であるが、 私自身の経験(や主張)にマッチするのですよねえ。言語学的に復権ということはともかく、 広く知られてほしいものだ。
毎年恒例のOSCONにおけるLarry Wallのスピーチ。今年はスクリーンセーバーかよ。
時々変なスピーチをする(そしてプロジェクターに嫌われている)私だが、 ここまで変な話はしない。それがLarryのいいところなんだが。
しかし、内容を読んでいると去年のOSCONの後、胃に拳大の腫瘍があって摘出したんだそうな。 しかも、最初の手術に失敗して再手術したとか、 何週間も点滴で過ごしたとか。かわいそう。
ええ、健康には気をつけよう、ということで。特にプログラマはストレスの多い職業だから。
今日のテーマは「安息日」。さっそく先週の経験をネタに、 安息日の重要性、戒めを守ることによる祝福、懸命であること、 盲順は賢明でないことなどを話した。
集会終了後、「話し方講座」の講師を務める。 プロでもないし、プロジェクターにも嫌われる私ではあるが、 まあ、場数は積んでいるので参考になることもあるだろうと引き受けた。 いかに準備するかとか、「するべきこと」、「してはいけないこと」などをリストアップしたり、 いろいろと情報を提供してみたつもりだが、お役に立てたかどうか。
その後、監査とかしてから帰ったらすっかり遅くなってしまった。
寝不足でしんどい。そのまま寝てしまう。
メールオーガナイザーでメールが読めるようになった。 私が使っている範囲内のGmailの機能は実装したということだ。 しかも非常に快適な速度で動作する。
今まで使っていたcmailはEmacsバッファにフォルダを全部コピーするし、 全部Emacs Lispで記述されていたので、 インデックスを作ったりするのがかなり遅かった。 これで10年我慢したんだよなあ。でも、最近のメールの増加に破綻しそうになっていた。 ローカルIMAPを利用して、メール本体をEmacsバッファの中に格納しないようにしていたのだが、 それでもかなり厳しかった。
Gmailはなかなか良い出来で、山口で32KのPHP接続時にもなんとか動作するくらいだった。 とはいうものの、やはりはるか遠くのネットワーク上のサーバーにあるので、 「機敏」という印象を与えるほどではない。たとえADSLを使っていても
しかし、メールオーガナイザーは機敏と呼んでもいいと思う。 すでにデータベースには3万通を越えるメールが格納されているが、 メールのリストもすぐに返ってくるし(3万通リストするわけじゃないけど)、 メールを読むのもきびきびしている。 もっとも、今までのツールが遅すぎるだけなのかもしれない。
しかし、まだ返事が書けないのだ。ということで、メールオーガナイザーでメールを読んでも、 cmailで返事を書くという変則的な部分はそのまんま。
時間を取ってメール作成機能を作りたいのだが、論文の〆切が。
Webアプリケーションフレームワークでは、プレゼンテーションを司るViewと アプリケーションを司るLogicの分離が行われることが多い。
プレゼンテーションはデザイナーに任せ、 アプリケーションロジックはプログラマが担当することで、 適切に分業が行われることが望ましい、ということだ。
で、ViewはHTMLのテンプレートで行われることが多い。
が、ViewそのものにLogicが必要なケースがある場合はどうだろう。 よくある例では、テーブルの各行ごとに色を変えて見易くすることがある。 奇数行めと偶数行めでバックグラウンドカラーを変えるロジックは、 ドメインとしてはViewに属するに違いない。少なくともアプリケーションドメインではない。
しかし、HTMLテンプレートでは記述できないし、するべきではないだろう。 なんのためにテンプレートを導入したか分からなくなるからだ。
では、このようなロジックはどこに所属すべきか。
夏休みで末の弟が遊びに来る。弟は私とより子供たちとの方に年齢が近いので、意外と話があっていたようだ。
弟の来訪に合わせて、夏休みを取る。今日は子供たちのたっての希望で「出雲ゆうプラザ」なるプールへ。
そんなに混んでないし、なかなか快適であった。 私はもうすっかり泳げなくなっているので、ぷかぷか浮いているだけだったのだが、 気分よく浮かんでいる人に、しがみつく人やら、沈めようとする人やら、ビート板で押さえつける人やらがいて、 だいなしだ。子供たちよ、ほっといてくれ。
たいしたことはしていないが、それなりにくたびれた。 一日子供にまとわりつかれていた弟は私以上に疲れたようだ。 夜も早く寝入っていた。
庭の畑に植えたトウモロコシをとうとう収穫した。結構おいしいぞ。
今までトマトやらキュウリやらを収穫したが、 トウモロコシがいちばんおいしいかもしれない。
これから当分トウモロコシは食べ放題だな。
大学に帰る弟を送っていく。短い間であったがお世話になりました。 子供たちの面倒を見てもらって助かった。
朝から東京に移動、U-20プログラミングコンテスト の審査委員の一人として参加するためだ。
審査会は10時から始まるのだが、少し遅刻してしまった。東京10時は早すぎる。
個人部門で41件、団体部門で34件の応募があった。ちょっと少ないか。
これらの中から各地方のソフトウェアセンターで一次審査が行われ、 選抜された個人部門8件、団体部門9件が我々の審査対象となる。
審査委員は以下の通り。
石田 晴久(委員長)多摩美術大学 小泉 力一 東京都立墨田川高等学校 田丸 忠夫 株式会社アルゴ21 新部 裕 独立行政法人産業技術総合研究所 西村 宜起 東北芸術工科大学 古堅 真彦 岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー まつもと ゆきひろ 株式会社ネットワーク応用通信研究所 吉岡 弘隆 ミラクル・リナックス株式会社 浅井 宗海 財団法人日本情報処理開発協会
10月1日に発表が行われるまで、私から詳細を出しちゃいけないだろうけど、 気がついたところ。来年応募を考えている人は参考にしてほしい。
追記:
よしおかさんもプログラミングキャンプについて書いている。 来年あたり、本気でどうだろうか。
参加する人には、まず前もって4839912653と、 4894712741は読んでもらっておくとして。
知人のお嬢さんがバプテスマを受けることになった。 「普段お世話になっているから是非」と按手礼の列に参加することを依頼された。
そんなにお世話した覚えはないのに、良い印象をもってもらっているようでありがたい。 よろこんで引き受ける。 お嬢さんは息子と仲良しだしな。
バプテスマ会後は、松江ワードの活動ということでそうめん流し会を開く。
竹を割って作った樋に、そうめんを流す。同じく竹で作った器で食べるとよりおいしい気がする。 冷静に考えるとただのそうめんなのだが、みな飢えたように並ぶのがおかしい。 いや、私もその一員なのだが。
あー、おいしかった。自宅で食べるよりもはるかにおいしい気がする。
また、PHSをなくした。今度はうちのどこかにあるに違いないと思って、電話をかけてみた。 ベルが鳴るからどこにあるのか分かるはず。
「ぷるるる....がちゃ」。「え?」
つながった。
相手: はい?
私: あの...すいません....(当惑している)
相手: はい?
私: あの...まつ..もと..さんでいらっしゃいます..か?(まだ当惑している)
相手: はい、そうです。
私: !?私: えーっと、...あの...。
相手: そちらはどなたですか(不機嫌)。
私: あの...、わたしもまつもとなんですが...。
相手: はあ。
私: そちらは、070-XXXX-XXXXですか。
相手: いいえ、090-XXXX-XXXXですよ(怒)。
私: あ、すいません、間違えましたっ。
間違えた先も、まつもとさんであった。これだからよくある名前は困る。
家族とともに松江に出席。集会終了後、監査。
ささださんが松江に来た。
未踏ユースに通ったので、その打ち合わせ、というのが口実で(あれ?)、 実際には『Rubyist Magazine』の第1回インタビューのためである。
栄えある第1回に選ばれたのはうれしいが、なんかなかなか調子が出なくて、 あまり気の利いた答えが出来たようには思えない。 期待している人がいるとしたら悪いけど。
後半はYARVの報告と調整。とりあえず動きはじめているようだ。 このまま待っていれば、労せずしてRiteが手に入るということなのだろうか。 なんか最初に公言していた完全書き直しという感じじゃなくなっちゃったけど。
夕飯を食べようか、という話になったのだが、そうすると明日〆切の論文がパンクしちゃうので、 泣く泣くあきらめた。
なんか気がついたら朝7時だよ。台風16号の風がだんだん強くなって、それから遠ざかるのを聞いてしまった。 一眠りしてから、会社へ。
当日まで論文の提出方法もちゃんと確認していないのはいかがなものか、 と自分にツッコミつつ、原稿の分量を調整したり、書類を整備したり。
まあ、苦労の甲斐があったのか、なんとか夜には原稿を仕上げて、郵便局へ。 しかし、まあ、今回も
といういつもと同じ不手際で(最後のは「不手際」とは呼ばないか)、 全然進歩していないことを痛感してしまった。
しかし、なんだ、毎度毎度同じような辛い思いをしてるのだが、 なんとか乗り切ってしまうのは(そして乗り切ったら忘れてしまうのは)、 もしかしたら才能かもしれない。「幸運の遺伝子」のような。
あんまりありがたくはないかも。
台風16号で、分かっている範囲内だけでも、 島根県で5,500万円、鳥取県では1億円を越える農作物への被害が出たそうだ。
農業と言うのは天候に左右される厳しい商売だなあ、と思う。 それに比べればソフトウェア業界は楽なものかも。 いや、ソフトウェア業界には、また別の苦難があるのだが。
なんて、思っていたら、裏庭の畑では、せっかく育っていたヒマワリは倒れるわ、 トウモロコシは傾いてるわで、結構被害にあっていた。うーん、台風侮りがたし。