次女の小学校の親子活動とやらに参加する。
講師の方からいろいろな遊びを指導される。 なんか事前にはストレッチ体操だと聞いていたのに、走ったり飛んだりえらいハードだっだ。 運動不足の体にはきついわ。最近体重も増えたし。
子供は大喜び。せっかく覚えたのでうちでもやってみよう。
今日と明日はドイツのカールスルーエでEuropean Ruby Conferenceが開かれているはず。
私も招待されていたのだが、ちょっといろいろと都合がつかず断念した。 最初はNetMeetingとかで参加するなんて話をしていたのだが、 こちらで準備ができなかった。その後連絡がないのだがどうなってるんだろう。
B00005QYD7 えー、前にも話した『B00005QYD7』ですが、 最近は宇宙から敵がやってきて、それを迎え撃つなんて話になってきてます。
お約束ですが、わくわくするような展開です。また、生身のまま(学生服で!)地球の引力圏を脱出して 火星軌道まで飛んで行ってしまうキャラクタがいたりして、センス・オブ・ワンダーです。 大変よろしい。
しかし、セリフから感じられる宇宙観がちょっとヘンです。
という言葉から推測するに、火星軌道ってのは地球を取り囲んでいるワケ?
もしかして、天動説? さすがにそれはないか。
あるいは、 「火星軌道」まで行くと火星が、「木星軌道」まで行くと木星が必ずあるところをみると、 地動説ではあるんだけど、いつも惑星直列の状態が成立してて、 外宇宙からの進入は常にこの列に沿って行われる必然がある、とか。 なんか外側の惑星はものすごい速度で公転してそうです。
でも、『ムリョウ』に限らずたいていのアニメではこういうイメージですよねえ。
誤解があるといけないんだけど『ムリョウ』に文句を付けようという意図はほとんどないです。 単に、セリフと矛盾しない宇宙モデルを考えようという思考ゲームです。 作品に対する愛ゆえの行動だと解釈してください。
Gmailのアカウントがずっと欲しいと思っていたのだ。
もっとも話題になっている検索ベースのメールリーダだし、 実際に使ってみないとわからない部分も多いだろうし。
しかし、以前inviteしていただいたものは、Spamメールとしてフィルタリングされた上、 (1日数回Spamメールを片付ける時に)気がつかずに削除してしまったようだ。 やまだあきらくんがIRCで「どなたかいりませんか」offerしてくださっていたのだが、 私はIRCは1日1回まとめてログを読むので全然間に合わない。
前田くんがGmailアカウントをやまだくんからもらってたので、 「invite権が来たら僕をinviteしてね」と言っておいたのだが、いつになることやら。
と、思っていたら。
海外からとつぜんinviteメールが届いた。 「あてがないので、とりあえずオープンソース界で知ってる人をinviteしてみます」だって。 ありがたいことだ。
で、さっそくアカウント(yukihiro at gmail.com)を作り、 試してみる。
気がついたこと。
なかなかよろしい。しかし、明らかに不満な点もある。
やっぱ、大事なデータは手元に置かなきゃ、とPC世代の私は、 メールオーガナイザーを作らねば、という気持ちを新たにしたのだった。 でも、別にやることがあるから作業は先送りだけど。
今年前期の未踏採択プロジェクトが発表になった。
Rubyネタがふたつもある。
個人的な注目プロジェクトは以下のもの。
すくなくともアメリカにおいてはIT産業は今後衰退する、という話。
調査会社Gartnerは、最大で15%のIT労働者が2010年までにIT職を辞めると予測している(定年退職および死亡は除く)。退職の理由のほとんどは、「仕事に就けない」「金にならない」「仕事に満足できない」のいずれかだろうという。同じく2010年までに、全世界の技術開発者(プログラマーから、メインフレームやノートPCなどあらゆる機器のメンテナンス要員まで)への需要は30%縮小すると予測されている。
CNNのニュースでも同じ内容を見た。
本当にプログラミング好きでない人には辛い仕事かもしれないし、 それならば(他にもっといい仕事があるなら)そっちに行った方が幸せかもしれない。 プログラミングよりもわりのいい仕事はいくらでもありそうだからなあ。
Rubyist Magazine第7号。ぱちぱちぱち。
こんな内容。
来月は私も書く、予定。
本日の申し込みで、「Railsトレーニングプログラム」7月分は定員一杯となった。 大人気とまでは言わないが、「小人気」程度には申し込みがあるのはうれしいことだ。 今回も最初の概要紹介とRuby入門の部分を私が担当する。
次回は未定だが、月に一回程度の割合で開催するつもりらしい。 ということは8月上旬頃か。
日経ITProの高橋さんによるDHHへのインタビューが記事になっている。
「美しいコードを書けるからRubyを選んだ」とはうれしいことを言ってくれる。 まあ、彼の場合比べるのがPHPだから当然といえば当然なのだけど。 Javaは美しさというよりも繁雑さという点に難点があるし。
これが「以前使ってた言語はScheme」とかだったりすると、 もうちょっと別のファクターが重要視されるような気がする。
Lisp系の「美しさ」は、わかる人にしかわからないというか、 なんというか。
Microsoftが資金援助しているという噂の.NET用Rubyコンパイラ。
驚くべきことに1.8.2のsample/test.rbをすべてパスするらしい。 sample/test.rbってのはかなりいやらしい部分も触っていて(このファイルでしか使われていないんではないかと思う機能もある)、これをパスするということはたいしたものだと思う。 JRubyでさえ、全部はパスしていないんではなかろうか。
Monoで動かすためにはMonoにパッチを当てる必要があるらしい。
Cで500行でLispを書いた、という話。
昔あったSIOD (Scheme in One Defun)より小さいなこれは。 言語処理系に興味がある人は、こういう小さい処理系を読むことから 始めるといいと思う(ただし、lisp500.cは読む前にindentにかけるべき)。
私もRubyを作る前に
などのソースを読んだものだった。 今見るとあちこち影響が残ってるような気がする。 関数や定数の名前のつけ方とか。
最近は逆にRubyっぽいソースコードとかを見かけることがある。
因果応報? いや違うな、輪廻転生?
Python向けI18N/L10Nフレームワーク。 localeデータベース、メッセージカタログ機能など。
すばらしい。Rubyもいつまでも負けていられないなあ。
Miracleのよしおかさんによる「コミュニティのチカラ」の話。
Rubyや私の話も出てきて気恥ずかしいのだが、 「新しいやり方」をスーツ族に伝える熱意は伝わる。 そして、スーツたちもそろそろ気がつきはじめている。
我々の期待よりはだいぶ遅かったけれども。
先日のデベロッパーキャンプの資料が公開されている。 こういうビジネスセミナーの資料は非公開のことが多いのに ありがたい。
また、ビデオも公開されている。
午前中のセッション、Ruby1.9 (YARV), JRuby, Rubiniusについて。 RailsTest(無修正のRailsが動くかどうか)に合格している実装のうち、 IronRubyについては紹介できなかったのが残念。
急遽、私が座長となることになったのだが、 座長ってのは司会をしたり、質疑が盛り上がらない時に 質問したりするもんだとばかり思っていたのだが、 さらに通訳までする羽目になるとは予想外であった。
っつーか、なんで私の英語をこんな場でさらさねばならないのか。ぐすん。
私のキーノート。 今年は「プログラミング梁山泊」と称して プログラミングにおいて不連続な進歩が発生するコミュニティが かつていくつか存在し(Lisp, UNIX, Smalltalkを例示)、 最近になってRubyのその域に達しつつあるような気がする、 というような話。
ほんとはテクニカルな話もしたいのだけど、 あんまり「濃い」話をしちゃうとついていけない人が多そうで。 先日のインテルのイベントなど、「技術的な話でも構いません」と言われて 調子に乗ってたら聴衆ほとんど置いてきぼりだったのが、 本人にとってかなりショックだったので。
また、私の得意な話のうち、 VM関係は笹田くんが、GC関係はid:authorNariが 話しちゃうので、実はあんまり出番がないかも。