これで抜けはないかな。
top_includeは現状では本質的には解決不可能なので、対応を止めちゃおうかなと思ってます。 Integer#gcdは他にリクエストがないので、このままなら採用せず。
Exception#initializeは効果がよくわからないので、現時点では保留。 pipe reopenとautoloadはなかださんが責任もって(?)コミットしてくださるなら、どうぞ。 あ、break/next/redo in condtionも同様。
String#=~は議論が必要でしょう。
Bindingのメソッドは実はlocal_variable_setだけが必要なのではないかと思ったりもします。 これも議論が必要。
block_passはこれからデバッグします。 実は修正した時点ですでにダメなケースがあるだろうなとは思っていたのです。
「本日のリンク元」でアンテナとそうでないものが混ざっているのが嬉しくない。 分離してくれるプラグインはないものか(他力本願)。
どこかの日記で分けられているのを見たような気がするのだが。
追記: disp_referrer2ですか。まずNoraを入れなくちゃな。
追記2: referer-antibot.rbがあれば、Nora不要なんですね。しかし、refererとreferrerが混ざってるな。
日本科学未来館は、昨年の情報処理学会オブジェクト指向シンポジウムや、 ソフトウェア科学会のガーベージコレクションチュートリアルの会場で、 そのとき見学した「インターネット物理モデル」にはいたく感動した覚えがあったのですが まさかRubyで動いているとは。
クマムシサイトでBioRubyのバナーを見つけた時よりびっくり感激しました。
スラッシュドットによれば、 このほどリリースされたFedora Core 2はBitTorrentでも配布 されているらしい。
以前、Ruby 1.6.8をリリースした時に、大量のダウンロードにうちの会社の回線が使いつくされたことがあって、 それ以来、あらかじめミラーを用意して、リダイレクトしたりと 工夫(苦労)していたのだが、1.8.2のリリースはこの手を使ってみようかなあ。
聞くところによると、昨日、うちのサーバー室の電気工事で業者が回線をショートさせて、 停電を起こしたんだそうだ、二度も。おいっ。
大事なマシンはUPSがついていたので大事にはならなかった...と思ってたのだが、 私のスプールが置いてあるマシンにはつけてなかった。 で、どうやらそれが原因でスプールが壊れちゃってたみたい。 POPでメールが取り出せなくなって困る。
で、結局手動でスプールを削除した。 で、バックアップしておいた壊れたスプールファイルから メールを救済しようと思ったのだが、これがmbxフォーマットというフォーマットなんだそうだ。 手元にmbxを理解できるツールが無かったので、rubyでちょいとスクリプトを書いて、 個々のメールに分割し、morqに流し込む。うーむ、面倒なことを。
無くなったメールはないみたい。まあ、gmailにも保存してあるんだけどね。
午前中、会場に顔を見せる。 が、ふたつほど展示を見た時点で時間切れ。 電子カルテが面白そうだったが、技術的な点ではなく、社会的な点での課題が大きそうだ。 もうひとつ、分散とレプリケーションを実現するものもおもしろそうだった。
しかし、「まつもと ゆきひろ」という名札を下げていると無用に緊張されているような気がする。 普通に聞いてるだけなんだけどなあ。
本審査前の最後の会議。募集要項も決まったし、審査手順も決まった。 今年は「オープンソース・フリーソフトウェアとして公開することを推奨する」という問言も入って、 満足している。来週には公表されるらしいので、そしたら大々的に宣伝しよう。
うちの三人やグッデイの池添さんや足永さん、XAAの大崎さん、富士通の宗田さんと食事。 いや、「飲み」か。私はジンジャーエールオンリーだったけど。
なかなか楽しかった。NaClとグッデイの間での「交換留学」とかの話も出る。 そんなに長い期間でなくても、結構面白いかも。
高田馬場駅の発車時の音楽が「鉄腕アトム」なのは、 科学省が高田馬場にあるからか。ちょっと感動した。
朝から某ベンチャーファンドのファンドマネージャの人とSkypeで話をする。 カリフォルニアは夕方頃かな。
で、この人がえらいRubyに乗り気で、かえってこっちが身構えてしまう。 私ってばビジネス向きじゃないし、もうかりそうな絵も書けないんだけど、 「自覚している点」がますます評価が高かったらしい。
うーむ。
いずれにせよ、業界の内側の話とか、普段聞けないような話も聞けて (私にとっては)大変有意義な話であった。
「今後ともよろしく」で終わった1時間強であった。
その後はメールインタビュー用の原稿書き。
オープンソース・ネタだそうだが、 Rubyとか「オープンソース」という言葉が存在する前から 開発しているから表現が難しい。 結局、ほとんどフリーソフトウェアという表現で乗り切ってしまった。
まあ、先方には満足していただけたようだ。
RailsConfの情報がブログに載り出した。 リンク先はDHHのキーノートのレポート。
楽しそうだなあ。でも、1500人超のカンファレンスなんて想像できないんだけど。 いや、OSCONはそれ以上の規模だったけど(会場も同じだし)、 単一テクノロジーのカンファレンスじゃなかったし。
今年のRubyConfも規模が大きくなっちゃうのかなあ。
Bruce TateによるRailsケーススタディ。
『JavaからRubyへ』と同様に、冷静かつ公正な態度は好もしい。 その上でRuby(やRails)を選んでくれるというのだから、これ以上はないだろう。
先日の「LazyListの機能を(Rubyの)Arrayに追加したい」というエントリへの 弾さんのコメント。
まあ、自分でも「このアイディア、サイコー」と思ってるわけではないので、 批判やら指摘やらは歓迎するのだが、 それでも、ListはArrayではない、というのは適切な「読み」ではない、と思う。
というのも、私が欲しいと思った「LazyListの機能」は「Laziness」であって 「Listであること(List-ness?)」ではないからである。 だから、LazyListの機能を追加したArrayは「ListでありArrayでもある」という キメラのようなものではなく、LazyArrayである。
「長さが決まってないArrayがありえるのか」というツッコミもあるだろう。 が、queueやらstackやらとしての機能までも備える「大クラス主義」のRubyのArrayである。 ある時点でサイズが決まっていないなど些細なことではないだろうか。 アクセスがO(1)である点も、「値が確定している範囲内ではO(1)」で十分だと考える。
ついでにいうと、Perlの「リスト」はプログラミング言語の観点からみると 相当に「変態的」なので、これと比べてもらっても困る。 Perlのリストって値のような値でないようなものだし。 少なくともPerlにおける「一級市民」ではない。
リストと配列の両方を持つ言語といえば、Lispがあって、 こっちを引き合いに出されるのであれば、ずっと良かったと思う。
でもねえ、本当に扱いたいのは「オブジェクトの列」にすぎないんだから、 コンピュータが十分に賢くて、リストだの配列だのと考えることなく、 適当に高速に動いてくれるのが一番いいんだけどねえ。 リストだのタプルだの配列だの使い分けるのは面倒だ。