1.8のリリースに向けて、本気になってきてます。
initialize_copy
cloneやdupがそのオブジェクト専用の状態をコピーするために呼び出す。 古い名前はcopy_object。initialize_copyはinitialize同様デフォルトでprivate。
multiple values for a block parameter
今まで不評だった
lambda{|n|p n}.call(1,2)
のようなケースに警告を出す。将来的にはエラーにしようかと。
というわけで、いろいろ非互換のある1.8仕様ですが、 皆の幸せのため、以下のような手順で行おうと思います。
で、長い長い1.7の期間の間に完全非互換で、かつ警告が出ないようなものがたくさん含まれているのではないかと思います。気が付かれた方はどうぞご一報を。
なぜクマムシを調べてたかって、そりゃ、もう今クマムシといえば、 NHK教育『なんでもQ』の『水の中の小さなクマ』や、4056018758 の『不死身の怪物!?クマムシ』でも取り上げられて、トレンド以外のなにものでもないでしょう。
150℃の熱さにも耐え、マイナス250℃の寒さにも耐え、真空中にさらしても大丈夫、 なんてタフでキュートなんでしょう。どこにでもいるということですから、 そのうち顕微鏡を手に入れて、クマのようにノシノシ歩く体長1mmの実物を観察しようと思っています。
わくわく。
今週と来週は教会の宗教講座(インスティチュート)の代理教師を仰せつかった。 範囲は「教義と聖約」26章から31章まで。 90分のクラスの教師は久しぶりなので緊張した。あまり充実したとは言えなかったように思うのだが、 とりあえずなんとかこなしたという感じかな。
「メールオーガナイザー」というのは、単にメールをオーガナイズするツールのつもりで呼んだので、 「その名はメールオーガナイザー」 などと期待されてしまうと、当惑する。
しかし、プロジェクトには名前が必要だ。 10年くらい前(今作ろうとしてるものとは別物だけど)、メールオーガナイザーを作ろうと思った時には、 「MMO」という名前を考えていたのだが、最近のエントリにもあるように ファイル交換の裁判で負けた会社が「日本MMO」だったりして縁起が悪い。
せっかく、「メールオーガナイザー」と呼んでもらったんだから、それを反映するのはどうだろう。
ということで「Mail ORGanizer」略してmorgというのを考えてみた。 ちょっと検索した範囲内では広く使われている名前ではなさそうだし。
名前重要
で、たださんに
いきなり検索エンジン探しから入るところがまつもとさんらしいというか(笑)。
と見透かされているように、 私は名前のような表面的なところと、実装の一番奥のところ(だけ)に強く惹かれるんだよねえ。 あとはどうでもいいっていうか。
Rubyでも文法のような表層的なところと、GCとかみたいな奥底とに一番興味がある。
で、morgのバックエンドには、namazuを検討していたのだが、 ちらっとソースを読んだところ各単語のTF・IDF値を得るのは簡単ではなさそうだ。 通常のAPIでは文書スコアとして間接的にしか入手できないみたい。
どうしようかと思っていたが、かずひこさんのツッコミに紹介されている、 Estraierは私の要求を全て満たしているみたい。 これ、以前チェックした覚えがあるんだけど、なんでそれ以上追及しなかったのかな。 なにか不具合が見つかるまでは、これを使うことにしよう。
名前が決まって、バックエンドが決まったら、後はUIか。
当面、アクセスコマンドとcmail(風)フロントエンドを用意するつもりだけど、 UIについてはまだ漠然としたイメージしかない。
検索ベースのMUAは以前にも存在していたらしいけど、今まで使ったことないんだよね。 いろんな人からのUIの提案を待っている。 M2も(Operaを)インストールしてみたけど、いまいちピンとこなかったし。
とりあえず既存のMUAに十分似ていないと使いにくいってことだけは確かだな。
最近集中力がないので、ひとつのことを続けてやっていられない。 morgのことを考えていてもすぐ疲れてしまうので、 別のことに手を出してしまう。
で、ここ数日手を出している「もうひとつのこと」がこれ。
結局、再帰下降構文解析を使おうと決めたのだけど、 自分の知識が浅いのに愕然とする。 学生時代もっと勉強しとけばよかった。中田先生、佐々先生、ごめんなさい。
これまた遅々として進まない。
他にもM17NやらGCやら控えてるんだが....。
以前のエントリにコメントがあった。
最近の Emacs 上のメーラは大抵 Namazu と連携できるので,検索の問題はな いのではないかと思います.
Mew -> mew-nmz.el Wanderlust -> elmo-nmz.el Gnus -> gnus-namazu.elただまあ,1GB を emacs-lisp で扱えるかというとちょっとアレですが.個人 的には,5年前からの全てのメールを保存・検索できるようにしてあって,結 構快適に使えています.
それに対する私の返答はこれ。
私の使ってるcmailではできないってのは、ツールの問題だけなん ですけど。既存のものでない理由は
- 私の非力なマシンではフォルダのメール数が2000を越えると反 応が鈍くてやってらんない(これは運用でどうにでもなるかも)
- キーワードサーチだけでなく、「このメールに似たメール」と いう機能が欲しい
という2点です。
今気が付いたんですけど、gnus-nmz.elはnamazu.elを使ってるんで すね。namazu.elは私が原作なので懐かしい気がしました。旧友に 再会したような。
それとは別に「検索ベース」でMUAのUIを再構成してみたいってのもあるけど。
ところで、ITmediaの「Gmailの新たな障壁? 浮上した“もう1つの特許”」という記事のタイトルを読んで、「げ、検索ベースのメーラーに特許が!?」と心配したのだが、実際にはメールのコンテキストに反応する広告が対象の特許のようだ。
一安心。そういう安易な特許が成立することの是非は置いておくとしても。
オープンソースをベースにしたビジネス戦略を7つ紹介している。
これは開発者個人の戦略でなく、企業に対する戦略であることに注意。
最終日。あちこち見て回る。未踏ゾーン(ユース含む)は特に面白い。 特にビジネスに絡んでいないところに魅力を感じてしまうのは、 ひねくれているせいか、それともフリーソフトウェアプログラマの性なのか。
特に印象に残ったのはkVerifierとsf。 sfは技術的には非常に面白い。算数に弱い私としてはあこがれもある。 kVerifierの方はよくわからない。組み込みではうれしいのだろうか。 全然商売ッけがない、というわけでないところが微妙。
後は後輩にあたるソフトイーサ社のみなさんにご挨拶。
で、くたびれきって帰る。
妻が美容院に行きたいというので、 子守りをすることになる。 まあ、これまでも子育てに関ってきたわけだし、 すでに3人(以上)の赤ん坊を見て来た以上、 とりあえずなんでもできる、はず、なのだが、 半日面倒を見たらぐったり疲れてしまった。
理由は以下のいずれか(あるいは全部)だろう
すぐ近所で4月からずっとやっているのだが、なかなかゆっくり見る機会はなかったので、 家族を引き連れて。娘たちは中間試験の勉強があるとか言ってたのだが、 「息抜きも必要」だとかでついてきた。
うーん、なかなかおもしろい。 これがアートというのもなんだろうか。
集会終了後、岡山へ。
行きはとにかく眠かった。 事故せずに着いて本当によかった。
で、いろいろと興味深い話が聞けた。 次世代の育成とか、人の話を聞くとか。
自分ができてないところだけに耳が痛いこともあった。
うちに帰ったらすっかり遅くなってた。