月例の〆切。今月は「EmacsとRuby」。 Emacs使いがruby-modeとRRBについて熱く語る、 といった内容。
RRBは今まで使ったことなかったけど、結構便利。 C用のRefactoring Browserも欲しいなあ。もうあるのかな。
追記:
このエントリは本当は15日のもの。
本来の〆切は15日であったが、プライベートで忙しく、 一日延ばしてもらった。こんなことは滅多にないのだが。
分量が少し多くて、Emacsの歴史に関するうんちくを少し削る。
最終回。なんかあっと言う間に終わったな。
全体を通しての感想を。
大悟がスーパーマンじゃない。
全編を通じて、大悟は割と普通の人だった。せいぜい普通よりちょっと勘が働く程度。 神田隊長は「炎の中に突っ込んでいけるバカ」と評していたが、 その根拠になる描写はなかったような。 原作の大悟君はたびたび周りの人を驚愕させるのだが、そんなことはほとんどなかった。
甘粕くんの性格が違う
大悟の「永遠のライバル」甘粕士郎くんだが、 原作では冷静沈着タイプ(でも大悟に引きずられちゃう)なのに、 ドラマでは大悟とおんなじ直情型。
火事場が少ない
予算の関係かしら。放火とか、催涙スプレーとか、資材の崩落とか、 火事でないエピソードが多かったように思う。過去の火事のテープを聞くってのもあったな。 あ、でも、今思い返すと、高校も、おじいさんのうちも、廃工場も燃やしてるから、 少ないとまでは言えないかな。
女性消防士を扱うエピソード
原作では「マザーコンピュータ」(忍足さんだっけ)でちょっとだけ触れられていた 女性消防員の一件が まひるちゃんという機関員を通じてひとつのエピソードになっていた。 脚本家が女性であることと関係があるのか。
死人が出た
原作では要救助者、同僚ともに誰も死なない。それが大悟のパワーなのだが、 ドラマでは同僚がフラッシュオーバーに巻き込まれて死んでしまう。
総括するとドラマとしては破綻せずまあまあのできのような。 原作のパワーを再現するのは無理だろうしな。
先日のエントリが予想外の反響があって驚いている。 反応リンク集までできてるし。
しかし、全般に私の(たぶん、おくじさんも)意図した部分とは違う話になってしまっている。 オープンソースプロジェクトにどうやって参加するとかは、私の主眼ではなかったのだ。 ま、興味深い話だから、それは別に話そう。
わたしの会社(netlab.jp)は、 オープンソースを中心とした地方の小さなソフトウェアハウスだ。従業員数は40名強。 東京にもオフィスはあるが、主力は島根県松江市にある。 正式名称は「(株)ネットワーク応用通信研究所(略称: NaCl)」というが、 あまりに長いので業界では「ネットワークさん」とか「ネットワーク通信研究所」とか、 いろいろな「あだな」で呼ばれている。 中には「Rubyのまつもとがいる会社」としか呼ばれないケースもあるようだ。
ま、それはどうでも良いのだが(ホントはよくない)、 そういう会社にも「就職したい」という希望者はいて、 会社説明会とか開けば、それなりに聞きにくる人はいるのだ。
しかし、現在までのところ、就職希望者から「オープンソースを仕事にしたい」とか、 「最先端のソフトウェアを開発したい」とか、 「プログラマとしての自分を伸ばしたい」とかいうような前向きな動機が聞かれることはめったにない。
むしろ、「(将来食いっぱぐれがなさそうなので)コンピュータ関係に」、 「地元島根で就職したいので、松江のソフトハウスならどこでもよかった」というような動機の人ばかり 見かけるのだった(さすがに直接はそう言わないけどね)。
んでもって、「時間がない」とか言い訳する人は、決まってそういう人たちだったりするんだな。 まあ、正直に「今まで関心なかったから」とは言えないのかもしれないけどなあ。
そういう人たちの中でも、将来「化ける」人がいないとか限らないけど、 現時点でハッカー素養が発現していない人を採用するのは(結局発現しない可能性を考えると) かなりリスキーだ。日本の雇用制度では、駄目ならすぐクビとはいかないし。 だからどうしても現時点で外から見て素養が分かる人を採用せざるをえない。
オープンソース(フリーソフトウェアでもいいけど)はハッカー素養のある人をひきつける傾向があるので、 オープンソースへの気持ちを聞くのはハッカー素養の判別に役立つ。ただそれだけのことだ。
ということで、netlab.jpは、前向きな態度のハッカー(あるいはハッカー予備軍)を歓迎します。
具体的には、
などの条件を満たし、私たちと一緒に働きたいという人は、 jobs@netlab.jpまでメールをどうぞ。
新居といっても引っ越しが確定したわけではない。
今住んでいる家は、この冬、めちゃめちゃ寒かったし、 おかげで子供たちがひんぱんに風邪を引いたので、 良い家があれば引っ越そうと考えはじめた。
とはいうものの、うちの人数がちゃんと住める家ってのは なかなか見つからない。子供たちを転校させたくないので、 選択肢は余計にせばまってしまう。
今回3LDKのアパートを見てみた。新築でカウンターキッチンで、 なかなかよろしいのだが、やはり狭い。特にキッチンと洗面所。
どーしよーかなあ。
今日は日経Linuxのゲラ。こちらは長い分、いろいろと手を入れるところがあった。 だいたい毎月こっちの方が難しいよね。長いし、内容も高度だし。
っていうか、「ハッカーズライフ」の方が与太話ばかりってことなんだけど。 でも、なんとなくあっちの方が人気があるような気がするんだよねえ。 日経Linuxの方が4,5倍は苦労してるんだけど。
世の中は理不尽だ(笑)
だそうです。
情報通信部門から大賞が出たのはひさしぶり、 オープンソースソフトウェアが日経BP技術賞を受賞するのははじめて、 個人が受賞するのは極めて異例(はじめてかも)、 と異例づくしの受賞なんだそうで、 授賞する側も受賞する側もびっくりである。
「なぜ今か」という点を考えるとDHHに贈ったほうがいいんじゃないか、という気もする(苦笑。
28日にニフティの新卒者むけ就活セミナーで講演します。
「なんでニフティか」というと、うーん、なんでだろう? NaClは、ニフティにも「全面協力」してるから?
某企業から取材。私一人の取材のために松江くんだりまで5人も来てくださるなど 景気のいい話である。最近いろいろなところで露出しているため、 ライターの人はネタがかぶらないようにと事前にいろいろ調べてきていらっしゃった。
一般人相手の取材だと言うのにご苦労なことである。
えーと、私の感覚では「使いやすいDRM」というのは形容矛盾なんだけど。
だいたい、DRMってのはユーザの権利を制限することによって成立するんだから。 ユーザの権利を侵害せず、違法行為だけ取り締まれるDRMというものが存在できるもんだったら 見せてほしいものだ。
「使いやすいDRMは存在しないDRMである」という気がする。
先日のICPCの結果。
いわゆる先進国よりも途上国の方が成績が良いのはやはりハングリー精神によるものか。
聖餐会の話、日曜学校のレッスン、初等協会でお話。
ホームティーチング。
なんともロマンチックなデートの話を聞いた。 どうにもそういう「女性受け」しそうな発想に欠ける私としては 妻のためにも爪の垢を煎じて飲まねばならないと強く感じた。
いや、なんか飲んだくらいで発想が改善されるなら苦労はしないんだけどね、実際。
ある種の人々によると「この信条を受けれいている人」というのがクリスチャンの定義なのだそうだ。 もうちょっと三位一体とかそういうのが出てくると思ったけど、これはちょっと意外だった。 それと自分の無知を痛感した。
だとすると原始キリスト教会の構成員たるペテロとかパウロとかはクリスチャンじゃないとか。 あと内村鑑三(無教会主義)とか。
ちなみに私のクリスチャンの定義は「イエス・キリストを救い主として受け入れている人」であり、 上記の定義よりもかなり広い。
あと、実際に読んでみると、ニカイア・コンスタンティノポリス信条で 私の信仰と矛盾する言及は(少なくとも表面的には)一切ない、というのも意外だった。
矛盾しないなら受け入れても良さそうなものだが、 私の通っている教会は、教義的には原始キリスト教会からのフォークを主張しているので、 「フォーク後」のニカイア・コンスタンティノポリス信条にはしばられないという解釈なのだと思う。