「梅田望夫・英語で読むITトレンド」から。
前回は「浅い」と評した梅田氏の(引用する)オープンソース論だが、 今回は「負けた」気がする。元々はWired誌の記事。それから村山尚武氏のBlog。
実際に本文を 読んでもらった方が良いのだが、「barn raising(地域協同作業としての納屋の棟上げ)」と形容される 共同作業そのものにこそオープンソースの価値があるという論。
実際にある程度の規模のオープンソースプロジェクト(cmail, ruby)を「成功」させ、 たぶん日本で一番オープンソース経験が深い人々のうちの一人であろう私には、 当然そんなことは分かっていた、.....と言いたいのだが、 もちろん、気持ちとしては分かっていたが、 それを自覚してこれほど明瞭な言葉として「言語化」するレベルにまでは至っていなかった。
精進が足りん。