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Matzにっき


2003年11月08日 [長年日記]

_ [TV]『セーラームーン』

いかん、不覚にもこんな学芸会番組を「面白いかも」と思ってしまった。 こんなことではいかんぞ。アニメ版でも同じような目に遭ったことがあるような。

_ [TV]『プラネテス』

原作の良さはどこへ行ってしまったんだ。 これでは「宇宙を舞台にしたギャグアニメ」だ。こんなものを期待しているわけではない。 週を追うごとに悪化している。

うちの息子なんか、「宇宙? なにそれ、興味ない」状態だから、 将来の世代の宇宙にかける夢のためにも期待していたのになあ。

_ [TV]『ふたつのスピカ』

同じ宇宙を目指すにしてもこっちの方が良い。 風情がある。 たぶん、あんなに現代に近い状態で「東京宇宙学校」ができる未来は現実には来ないだろうけど。 夢はある。

ところで、なんでここにきてNHKはこんなに宇宙ものアニメを連発するのか。 あ、「衛星アニメ劇場」だからか。

でも、それでは地上波の『サヴァイヴ』が説明できないな。

_ [TV]『超星神グランセイザー』

日記を見た井上社長から息子さんのために録画したテープを貸してもらう。 彼のうちはケーブルテレビで見ることができるのだ(うちは提供範囲外)。

3話から6話までまとめてみる。先日大阪で見たのは6話だったのね。

息子ははまっているようだ。今後どうするんだ。

  • なんとキャラの多さに適応できてきた。驚き
  • ダムを壊したりするシーンとかは東宝ならでは、か
  • ワイヤーアクションは東映の方がうまいな
  • 話の展開がゆっくりでパターンでないのは戦隊ものよりも対象年齢が高いってこと?

東宝ならではの路線を作りつつあるのだろうか。 そういえば、「ゴジラを呼ぼう」としょっちゅう叫んでいた『流星人間ゾーン』は東宝だったのだろうか。

Googleに聞いてみた。 そうらしい

追記

上記のリンクからさらに調べると、東宝子供番組は

という系譜があるらしい(7,8年に一度返ってくるのか)。 サイバーコップは見たことがあるな。ビデオ合成主体で新鮮だったが、目にツラかった。まだ学生だった頃か。 そういえばなんとなく共通項があるかも。 また共通に登場している俳優もいる。子泣き爺とか、宇宙考古学者とか。

さらに追記

娘に「なんで博士を子泣き爺って呼ぶの?」と聞かれる。 「昔ウソップランドという番組があってね」と話しはじめたものの、 なんと説明してよいか言葉に詰まる。

なんともう20年も前なのか。赤星さん、ぜんぜん変わらず。昔からおっさんだったものなあ。

_ はっ

いくら子供といっしょだからとはいえ、いいオジさんが子供番組ばかり見ているのはいかがなものか。 また、妻に軽蔑されるだろうか。

_ [原稿]次のネタは

もう来週にはLinux Magazine 1月号の〆切が来る。 〆切は週末なのだが、ちょうどRuby Conference期間中なので早めに出したい。 が、テーマが決まらないのだ。

今考えているのが「型」で、型の目的、種類、メリット・デメリットなどを解説した後、 StrongTypingとかtypes.rbを紹介しようというものだが、どうも地味だ。

私は地味なの大好きなんだが(じゃなきゃ言語屋なんてやってない)、 一般受けはしないかなあ。


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