11日は今年のイースター(復活祭)である。 以前、13日の金曜日の話の時にもちょっと書いたが、 毎年、
が復活祭である。これは、
ことを記念するためにこの日が選ばれている。 少々わかりにくいが2000年前と今とでは暦法が異なる*1ため、 わりと現実的な計算方法だと思う。
もっとも、クリスマスが冬至のあとの適当な日に祝っているように、 春分の日以降の適当な日を決めて祝うのではいけないのか、 と問われると、実際いけない理由はどこにもないように思うので、 結局は歴史的事情ってやつなんだろう。要は気分だ。
イースター(Easter)という単語には直接的には「復活」という意味はないようだ。 少なくとも聖書由来の単語ではない。
手元の聖書辞典によると
The word Easter is from Eastre, a Norse goddess whose pagan festival was observed at the spring equinox. The association of this pagan goddess with the celebration of the resurrection of Jesus Christ was only be adaptation and synthesis. There is no real connection. Jesus, being the Lamb of God, was crucified at passover time and is the true Passover (1Cor. 5:7). He was raised from the grave on the third day thereafter. It thus became a springtime anniversary, and has come to be called Easter in the Christian world.
だそうなので、たまたま同じ春分の日つながりのヨーロッパの土着の祭りと 同一化が行われたのだろう。女神Eastreは「春に蘇る」という神話があったらしいので、 それが復活と結びついたのではという説も聞いたことがある。
今後しばらくのイースターの日付は以下の通り:
計算プログラムもついでに載せておく。
def easter(y) g = (y % 19) + 1 c = (y / 100) + 1 x = (3 * c / 4) - 12 z = ((8 * c + 5) / 25) - 5 d = (5 * y / 4) - x - 10 e = (11 * g + 20 + z - x) % 30 e += 1 if e == 25 and g > 11 or e == 24 n = 44 - e n += 30 if n < 21 n = n + 7 - ((d + n) % 7) if n <= 31 then [y, 3, n] else [y, 4, n - 31] end end for y in 2004..2010 printf "%d-%02d-%02d\n", *easter(y) end
このプログラムはもちろん舟迫さんによるものだ。
*1 当時は太陰暦、今は太陽暦。一日の始まりも今は深夜12時だが、当時は日没
長女の中学校の入学式であった。さすがに乳児を連れてきているのはうちだけであった。 式の最中に泣き出しちゃってちょっと弱った。
長女は期待していたやさしい方の担任のクラスになったと喜んでいた。 この先生はうちの会社の同僚の双子のお姉さんなのだ。世間は狭いものだ。 先生も驚いていた。
「先生は双子なんですよね」
「なんでそんなこと知ってるの?」
「お父さんから聞いたから...(以下略)」
長女の中学校はほぼ全員が同じ小学校からの持ち上がりで、1学年2クラスしかないので あまり目新しさはない。クラスもほぼ全員が知り合いだし。 私自身は5クラスの小学校と3クラスの小学校が合わさった中学校に通ったので、 知らない顔ばかりだった。同じ小学校同じ学年でも知らない人がたくさんいたもんなあ。
次女の入学式。大きくなったものだ。
が、末娘がぐずるので、途中で退席して講堂のまわりをうろうろした。 まあ、昨年の長女の入学式でも似たようなものだったが。
今年は学生三人ともクラス替えだったが、 それぞれに不満が残ったようだ。たった2クラスずつしかないとはいえ、 思うようにはならないということか。
YAPCで近藤さんに久しぶりに会ったかと思えば こんなインタビューをしてたのか。
個人的に一番面白かったのはホンダアコードについて。
Wall: 日本のPerlファンからは、いつも「まだあのホンダアコードに乗っているのか」と聞かれます。オライリー・ジャパンが出版したPerl本の日本語版巻頭で、私がホンダのアコードに乗っていると書いたからです。それでその答えなんですが(ニヤっと笑って)、実はそうなんですよ。今でも乗っています。
あとは、ここ。
Wall: ええ、「ドロボー」ですね。もっとも、我々言語デザイナーは皆そうですが(笑)。
私も一杯Perlから「いただいた」。まさか将来Perl6がRubyから「とりかえす」ようなことが起きるとは予想もしなかったけど。
次世代DVDのプロテクトを維持するためのメーカーの努力、の話。
メーカーがいくら頑張っても、 そんなに頻繁にキーを変更できるわけはないのだから、 勝ち目のない争いのような気がする。
っていうか、あんまりDRMで頑張ってもらうと使いにくくなってしょうがないんだけど。
不毛な争いはやめて、 どうにか、使いにくくない線で折り合いがつけられないものか。
Pythonによるエンコーディングデテクタ。なんでデテクタなのに「kf(kanji filter)」なんだろう?
Universalchardetに比較すると 日本で使われるエンコーディングしかサポートしていないという難点はあるが、 ぜんぶPythonで書いてあるので遊びやすいというのはある。