会社でRubyビジネスについて打ち合わせ。 詳細は書けないが。
で、その中で「Rubyに新しい機能(クラスローカルインスタンス変数とか)を求める人よりも、YARVが今欲しいって人の方が多いと思いますよ」という発言。
確かにそうだ。
もともと今年12月の1.9リリース宣言も、青木さんのそういう発言が発端だものな。 どうしたものかな。
うーん、前者の方が現実的か。私が「2.0っぽいこと」から手を引くのは ありえないし(楽しくないから)。
来週の合宿で相談しよう。
まあ、それはそうだと思う。
もっとも、現代開発されているソフトウェアは 1920年代のフォードTよりもはるかに複雑だが。
しかも、この複雑さは今まで人類が取り扱ったことのないタイプの 複雑さのような気がするのは気のせいだろうか。
最後のものがなければ、 「小説」など芸術の分野に似たような複雑さが存在しうるのだが、 小説なら内部に少々矛盾があったり、伏線がいかされなくても たいして困りはしないものなあ。
Rubyをはじめとして広く用いられている NFAと比較するとDFAはめちゃめちゃ速いぞ、という話。
まあ、それはそうなんだけど、DFAはバックリファレンスとか実現できないし、 マッチの挙動が異なっちゃうんだよねえ。
GNU grepは両方のエンジンを積んでDFAでも問題ないケースに限ってDFAを使っていると聞いてるけど。Rubyでもそうすべき?
RubyによるPerl6の実装。
完成度はまだまだだけど(テスト20%パス)、 やる人がいるという時点ですごいことだと思う。
Railsアプリケーションを高速化する10のアイディア。
多くはRailsに限定されないし、Webアプリケーション限定でないものもある。
しかし、RailsBenchの GCパッチってなんだ? 初耳だ。
どうやらGCログと環境変数によるGCパラメータの設定を許す パッチのようだ。欲しい人はいるかもしれないなあ。