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先日のアメリカ出張のときに島大の野田先生からいただいた本。 ようやっと読めた。
戦前、アメリカ留学までしたルーテル教会の牧師さんが 戦中香港の捕虜収容所などで通訳として働いた時の経験。
愛国者でありながら捕虜に対しても人道的な態度を貫いたこと。 人間的な弱さを持ちながら正しいことを行ったこと。 試練にあってもそれを乗り越えたこと。
なんか多くの人から尊敬される人をただただ「聖人」のように扱うことが多いのに 対して、等身大の表現も好感をもてる。 自分がこのような状況に巻き込まれたら似たようなことを感じると思う。 同じように行動できるかはかなり疑問だが。
で、この渡辺潔牧師は野田先生のおじいさんであるとのこと。
成果はすばらしい...んだろう。 画面数で規模を測ったことはないんでどのくらいの規模だか よくわからないけど。
だが、毎回うまくいくような気がしないのはなぜだろうか。
しまねOSS協議会によるオープンソースサロン第5回目。 今回はUS視察の報告会。
で、同席するためだけに参加したつもりだったのに、 発表者の列に並ぶ羽目に。 まあ、しょうがないか。
野田先生が概略を解説。 井上会長がビジネス的視点から補足。 私が技術的視点から補足。
もっとも、私はたいしたことは言えなかった。
今回の訪問で一番印象に残ったのは
間違った側に立たない。
オープンソースは止められないから、乗るしかない
Free as in Free Puppy。
タダで子犬をもらっても、犬小屋やドッグフードなど 「その後のコスト」は馬鹿にならない。 オープンソースの「タダ」も似たようなものだ。
くらいかな。