Programming LEGO MINDSTORMS with Ruby - Shashank Date
カンザスから車で12時間かけて家族連れでやってきたDate(「だて」と発音する)氏と息子さんによるプレゼン。 Rubyで、というより、LEGOマインドストームの魅力でひきつけるプレゼンだった。 11歳のRudyくんによる発表も絶妙。
技術的にはdRubyを使って手元のマシンで作ったプログラムを 赤外線タワーのつながったサーバーに送るところが興味深い。
Date氏はインド系で、Dateには「寄進者」という意味があるのだそうだ。
資料。
(...aside) - David Alan Black
大学教授であるDavidが学生から授業のコメントを集めるため、 原則的に匿名で、かつコメントに対する返事を書くことができるような一種の掲示板を作りたくて、 用意したフレームワークasideの紹介。
資料。
Building Environment for MUES - Michael Granger
MUD(multi user dungeon)の新しいサーバであるMUESの紹介。 日本ではあまりMUDをやっている人がいないが、 欧米ではそうとう人気があるらしい。
資料。
A Cluless Ruby Hacker Explores Security - Nathaniel Talbott
セキュリティについて改めて考える。 Rubyではバッファオーバーフローの心配がないし(あれば私のせいだ)、 $SAFEなどもあるので、セキュリティ的には有利だが、 結局はセキュリティというものは顧客(あるいはユーザ)次第だということ。
資料。
Teaching Ruby to Testers - Bret Pettichord
有名なテストエバンジェリストBrian Marickの同僚であるBret Pettichordが、 彼と一緒に行っているテスト啓蒙用講義の紹介。テストとは何かから始まって、 こんなことを教えているというような話。
Win32OLEを使ってIEを操作してWebアプリケーションをテストするデモが印象的。
Introducing Ruby to the Corporate World - Jim Freeze
ISO9000認定企業におけるRubyの使い方。 Rubyの使われ方ってのはだいたいunofficialなものが多い中、 こういう「本気」の使われ方はかなり興味深い。
資料。
Keynote 「Visions for the Future」
私によるキーノート。将来Rubyはこうなるという話。
言語がRuby2、その実装がRiteと明確化する。個別の点については、今後また論評しよう。 発表資料はここ。
要旨。
夕食後、となりのホテルに泊まっているRyan Davisの部屋の接続を借りる。 MacってのはEtherに繋げておいて自分が無線LANの親機になるなんてことができるのね。 Linuxでは(できるんだろうけど)そこまで簡単ではないなあ。