日曜日なのでJim Freezeと一緒に近くの教会に出席する。 このチャペルでは時間差で4つのワードが集会を開いている。 出席したShoal Creek Wardは朝8時半から。 今日はたまたまプライマリーの発表であった。
Building with Rake - Jim Weirich
教会に行っていたのでこのプレゼンは聞けなかった。 RakeはRubyで実装されたMakeの代替。
資料。
Toward a Refactoring Framework for FreeRIDE - Hal Fulton
この話の途中あたりから出席。 非常に簡単だが、FreeRIDEにリファクタリング機能を追加するというもの。 9月にJAOOでThoughtworksの人たちがEclipseでJavaプログラムに対してやってみせて、 「こんなのできないか」という聞いていたその機能がまさに実現されている。 もっともまだ構文解析は行っていないのでやっているのは簡単なことだけだけど。
Ruby Java Debug Wire Protocol - Rich Kilmer
JVMをRubyからリモートデバッグプロトコルJDWPを使って操作する話。 RubyからJVMの任意のスレッドを止めたり、再開させたり、またJVMを終了させたり。 また、Flashを使ったGUIフレームワークAlphも印象的だった。
資料。
今年はOOPSLAと別行動となった最初の年だが、参加者は昨年よりわずかに減った程度。 48名だったか。うち日本人は私と高橋さん。小規模な割には有意義なカンファレンスであった。 なによりも発表が多彩で充実している点が重要。 あ、でも食事はいまいちかも。
日本でRubyの集まりをやろうと思えば、 東京であれば人数だけならそこそこ集められるかもしれないが、 有料(参加費だけで$200)で平日を含むとなるとこれだけ参加者がいるかどうか。 またこのレベルのプレゼンを集めるのは不可能かも。 いや、あきらめず日本でも「Ruby Conference Japan」を開催したいものだ。
次の場所に旅立っていった高橋さんを見送った後、 疲れがたまっていたので夕方4時から夜10時すぎまでひたすら寝る。 夜、目が覚めてからテレビでいくつか映画を見る。
『Harry Potter and the chamber of secret』
DVD持ってるんだからいつでも見れるんだけど、つい見てしまう。 さすがに字幕なしでもほとんど分かる。
『タイトル不明』
ジャッキー・チェンの映画。途中から見たのでタイトルがわからない。 ニューヨークで友人が誘拐されたが、ジャッキーがその活躍で友人を救出。 警察と協力してギャングの親玉をつかまえるってな話。 はっきり言って駄作。見所は最後に出てくるホバークラフトなんだろうけど、 ぜんぜん面白くない。
『A Nice Guy』
オーストラリアで料理ショーをしている元警官ジャッキーが ふとした偶然からマフィアの抗争に巻き込まれる。駄作。
女の子が三人(ジャッキーのガールフレンド、テレビ記者、ジャッキーのアシスタント)出てくるのだが、 キャラが立っていないのでいてもいなくても同じ。特にガールフレンドはうるさいだけ。 アジア人、白人、黒人と並べてバランスを取ったつもりか。 最後の巨大ダンプによる破壊シーンはカタルシスがある。ホバークラフトよりはマシ。
ところで、映画ではしばしば主人公による不法行為(破壊や殺人)はうやむやにされるのだが、 この映画では明示的に警察官(主人公の友人)が黙殺してた。
『Thunderbolt』
自動車修理工(なぜかレースの腕も一流)のジャッキーがレース好きの悪党にからまれて、 レースする破目になるというもの。駄作。 どうせワンパターンならカンフーだけにしとけばよいのに。
正義の味方の車は三菱で、悪党はそれ以外(日産とマツダ)というのが印象的。 そういえば『Who Am I?』でも同じことが。
一部舞台が日本なのだが、間違った日本観があるようだ。 パチンコ玉はそんなに大きくありません。 フンドシ、イレズミ、坊主頭の人たちはヤクザですか?
ところでこれら3本の映画では、なぜいつもカウンタックが潰されるのだろうか。 なにか恨みでもあるのか。 いや、ポルシェもロールスも潰してたな。いわゆる高級車ならなんでもいいのか。
これらジャッキーの映画は時間の無駄。見ない方が良かった、 というか最初からそう分かっていたのに延々と見てしまった私がダメダメだ。