息子が具合が悪い(自己申告)ということで、保育園を休んだので 自宅で作業することにする。 小学校に上がるまでは休みたきゃ休めばよいという教育方針なのだが、 一番下の子だけがこのルールを最大限活用しているような気がする。
昼食は息子を連れてラーメンを食べに行く。
日本においてはOSS振興の流れが出てきてはいるが、「すべてがうまくいっているわけではない」とVAリナックスの佐渡氏は話す。いびつに変質したコミュニティなど、日本はOSSのガラパゴス諸島であると持論を展開する。
佐渡さんってば前にも同じようなこと言ってるよね。
佐渡さんが言ってるようなことが起きていないとは私は言わない。 OSS全体を見れば確かに日本からの貢献は少なく見える。 少なくとも多くの人はそう認識している。 ついこないだもEric Raymondが「日本は人口や教育レベルの割にハッカーが少ない」ってメールに書いてたし。 でも実際のところはどうなんだろう。
まず、(私の感じている)事実から。佐渡さんの意見を裏づけるものは以下の通り。
でもね、それって結局「英語が下手くそ」という点に還元されるような気がする。 しかも、英語が下手くそな理由は「使わなくてもすむから」なわけで。
たとえば、英語以外の母国語だけでOSS関連のちゃんとしたイベントができる国は少ない。 私の知ってる範囲内では、フランス、ドイツ、デンマーク、ベルギー、オランダ、メキシコ、ブラジル、中国、インドのイベントでは英語は必須。日本は貴重な例外。お隣の韓国はどうか。
ということは、佐渡さんが観察した「問題」は、結局日本は恵まれている(恵まれすぎている)ということの 現れのような。
であれば、言うべきことはただ単にダメだ、ダメだとか、
肝心なのは日本で閉じることなく、グローバルに出て行くこと
なんて どっかで聞いたような結論じゃなくて、 なぜグローバルに出て行くべきか、 ちゃんとコミュニケーションするとこんなことがトクってことじゃないだろうか。 あるいは日本で閉じているとこんなに損だ、とか。
ところが、数少ない「グローバルに出て行くこと」を実践している人物のはずの私でさえ、 改めて考えるとなにがトクなのかよくわかんないんだよね。 「グローバルに出て行くこと」で海外から収入を得ているわけでもないし、 より多くの人に恩恵を与えているってことで 「エゴ(自尊心)を充足させる空間が広い」ってことくらいか。
でも、エゴは食えないしな。
ORCAについては...、いろいろあるが、別の機会にしよう。
正式版が出て、Debianパッケージもできたので、 さっそく入れてみる。
今まで使ってたプラグインが軒並み使えない。
使えたプラグイン
使えないプラグイン
結局、どうしても困るのはSessionSaverだけか。 ブラウザが落ちたときとかタブの状態を保存してないと情報が失われるんでつらいんだよねえ。 TabMix Plusにも「Firefoxの次回起動時に、前回のセッションを復元する」というオプションがあるのだが、私のところではセットしてもなにも起こらない。Tabbrowser Extensionの同種の機能も効かなかったので、SessionSaverを使っていたのだが、早く使えるようにならないかなあ。
レンダリングが高速になったのはありがたい。画期的に速い。 あと、カーソルの感じがだいぶ違うなあ。全般に良くなってる。
それだけにSessionSaverは惜しいなあ...。
(XML Schemaではなく)RELAX NGを使おう、という勝利宣言。 数多くのアプリケーションで実際に使われているだけでなく、 規格という点からもISO/IEC 19757, Part 2に含まれたRELAX NGに劣るところはない、 そうだ。
私自身はXMLの事情について詳しくはないが、 少なくともボヘミアンと貴族の闘争で とうとうボヘミアンが勝ったということは感慨深い。
ERBの別実装Erubisの紹介。って、こいつCで実装されてる erubyより速いってことになってるんだけど。 なんでそんなに高速なんだろうか。ソースを見てもすぐにはわからない。
入手は gem install erubis で完了する。 楽になったものである。
今月のリアホナ(教会の月刊誌)では 特集のひとつとして「子供を理解することの力」というタイトルで 広汎性発達障碍についてまとめてあった。
自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、ADHD、LDなど 広汎性発達障碍の子供はいわゆる「育てにくい子」である傾向が強く、 子供本人には悪気がないにもかかわらず、 親にとっては「困らせる子」、「いやがらせのような態度」と受け取れてしまうことがしばしばある。
まあ、心当たりのあることもいくつかあるのだが、 4人の子供を育てると、実際に子供が発達障碍を持っているかどうかに かかわらず「育てにくい」ことはままある。特に小さいうちは。
結局は同じなんだ、という思いを強くした。
さらに、発達障碍の子を持つ人たちの経験は (たまたま苦労が大きいだけで)、すべての親にとって 非常に参考になることを痛感した。
もうちょっと調べてみようかな。