寝坊する。目が覚めたら待ち合わせの時間になっていてショック。 目覚ましが聞こえなかった。子供でもしないような失敗を。 やはり夜型の生活をしてるくせにたまに早起きしようというのが難しかったか(いいわけになりません)。
で、会議。最近は自分で運転しなくてもよいのでずいぶん楽だ。
で、会議、会議、会議、またまた会議。全部終わって帰ってきたら夜9時過ぎていた。 会議そのものは非常に有意義だったのだが、体力が...。
会議途中でパワーポイントを使いたいという要望があったが、 プロジェクターが調子悪くて画面が映らない。 結局スキャン周波数の設定を変更して映るようになったのだが、 貴重な数分と、プレゼンの雰囲気を失ってしまった。 プロジェクターにはいつも悩まされる。 教会でも苦しめられるようになるとは時代も変わったものだ。
今日は前田くんが講師。私はいるだけだなあ。一番最後にあいさつだけはしたか。
正直、なかなか高度な内容なのに、しっかりついてくる生徒さんが多いのには感心した。 島根県と言っても馬鹿にしたもんじゃない。
お役に立てたでしょうか。
ITmediaは最近こういう知財関係の話題が多いような気がする。 それだけホットな話題ということなのか。
クリエイター陣は、著作権法は出版社など企業ばかりを守り、企業に素材を提供するクリエイターを守りきれていないと話した。
権利関係でうるさいのは著作隣接権を持っている連中で、 実際のクリエイターは結構冷遇されているという話。
私自身も著書を持ってたりして、ここでいうクリエイターの端くれなわけだが、 さいわいあまり冷遇された覚えはない。が、
若手イラストレーターにとっては仕事がもらえるだけで御の字。権利を主張しようと契約書などを持ち出すと、編集者に嫌がられ、仕事がもらえなくなりそうで怖いという。これは決して杞憂ではない。
漫画評論家の米沢嘉博さんによると、以前、漫画家の権利を主張しようと組合を作った女性漫画家3人が、出版社に“干された”ことがあったという。よほどの売れっ子でない限り、クリエイターの立場は出版社より弱く、権利を主張することは大きなリスクを伴うようだ。
というような話を聞くと同情する。
実際にモノを作り出す人がいてこその知財だと思うのだが。未来はどっちだ。
日経バイト最終号の原稿を依頼されている。 〆切は明日だ。
「技術の真髄」シリーズの最後を飾ることになる。 そういえばリニューアル後に始まったこのシリーズの最初も私だったな。 私で良いのか。ま、編集が良いというんだから良いんだろうな。
で、なにについて語るのかだいぶ悩んだのだが、 ふたつ考えた「DRY原則とプログラミングの進化」と「動的言語礼賛論」のうち、 後者にすることにした。やっぱ私に期待されているのは言語の話だろう。
何といっても(自称)日本を代表する言語おたくだからな。
しかし、そう決めたもののなかなか筆が進まない。 現実逃避にお金にならない「るびま」の、 言語探訪の原稿を書き上げでしまった。今回は「Tcl」。 前回のIoに引き続きシンプル指向の言語を選んでしまった。
10時からの約束で秋葉原ダイビルに向かうが、 寝坊したりで実に1時間も遅刻してしまう。 笹田くんのオフィスの階でエレベータから降りて 「さて、どうやって開けてもらうかな」と思った瞬間に 電話が鳴る。前田くんからだ。
「遅くなってるそうですけど、どうしました?」
「いや、今、ドアの前まで来た。笹田くんの番号教えて」
というわけで、無事到着。
で、しばらく一緒にYARVの開発。
長らくRubyの開発をしているが、基本的に一人で作業してきたので(メールを通じたやりとりはあるけど)、こういう形で、アイディアを出し合ったり、あーでもない、こーでもないと言い合って開発したことはほとんどない。実に新鮮で、楽しかった。
また、こういう機会を持ちたいものだ。
無条件に延長するのでなく、メリット・デメリットをちゃんと考えて、 かつデメリット(特に再利用の疎外)には手当てをすることを考えてほしい。
個人的には「登録すれば長期間権利を保留できる、そうでないなら発表後n年のみ」というのがいいんだけどなあ。で、「n年」はできるだけ短いとなお良い。
メシの種にしたい人は好きなだけ伸ばせばよい。 そうでない人は積極的にコモンズとして提供してもらうということで。
ここしばらく前田くんたちを中心に開発していたWindows上の統合開発環境(+サポート+α)が、 とうとう発表された。あちこちのプレスで取り上げてもらえたようだ。
CD-ROMとサポートのBasicで5万、それに講習会もつくPremiumで20万(税別)。 少々、お高い印象もあるかもしれないが、ちゃんとしたサポートで年5万とか、 それに定価18万の講習会がついて20万とか、提供側としてはわりと思い切った値付け、らしい。
ま、個人で買うものじゃないけど。
なお、これらは楽天市場のOSJオンラインから買える。楽天というのはかなり意外だった。
Webで一番近い教会(Buena Vista Ward)を検索して、 タクシーで向かったのだが、発見できなかった。 該当する住所にはシェラトンホテルがあった。
なにかの間違いだと思うけど、なにが間違ってたんだろう。
残念だ。
RubyConfのQAセッションで、Rubiniusについて「Nice Try」と発言したら 爆笑された。あまりにも意外なので、正直、ショックを受けた。
後で聞いたら「Nice Try」にはネガティブなニュアンスがあるんだとか。 フランス人と一緒に「そんなの難しいよねえ」とぐちる。
At the QA session in RubyConf, when I stated "Nice Try" on Rubinius, everyone laughed loud. I was even shocked. I meant Rubinius to be a good attempt to reach ideal Ruby, but not there yet.
How sad to be a non native speaker.