今日は前田くんが講師。私はいるだけだなあ。一番最後にあいさつだけはしたか。
正直、なかなか高度な内容なのに、しっかりついてくる生徒さんが多いのには感心した。 島根県と言っても馬鹿にしたもんじゃない。
お役に立てたでしょうか。
ITmediaは最近こういう知財関係の話題が多いような気がする。 それだけホットな話題ということなのか。
クリエイター陣は、著作権法は出版社など企業ばかりを守り、企業に素材を提供するクリエイターを守りきれていないと話した。
権利関係でうるさいのは著作隣接権を持っている連中で、 実際のクリエイターは結構冷遇されているという話。
私自身も著書を持ってたりして、ここでいうクリエイターの端くれなわけだが、 さいわいあまり冷遇された覚えはない。が、
若手イラストレーターにとっては仕事がもらえるだけで御の字。権利を主張しようと契約書などを持ち出すと、編集者に嫌がられ、仕事がもらえなくなりそうで怖いという。これは決して杞憂ではない。
漫画評論家の米沢嘉博さんによると、以前、漫画家の権利を主張しようと組合を作った女性漫画家3人が、出版社に“干された”ことがあったという。よほどの売れっ子でない限り、クリエイターの立場は出版社より弱く、権利を主張することは大きなリスクを伴うようだ。
というような話を聞くと同情する。
実際にモノを作り出す人がいてこその知財だと思うのだが。未来はどっちだ。