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Matzにっき


2004年04月01日 エープリルフール

_ April Fool's Day

今年も良いジョークは思いつかなかった。 だいたい嘘をつくセンスはなくって、 逆に毎年奥さんにだまされたりしてるんだけど。

妻: 雪が積もってるわよ
私: え、うそっ
妻: ええ、嘘よ。今日は4月1日。

とかね。あまりにもだまされやすいって気もする。 そういえば、今年は奥さんも嘘つかなかったなあ。 来年あたり、事前にしっかり準備してデカいのを出すかなあ。


2005年04月01日

_ [Ruby] 『ルビま!』休刊のお知らせ

月刊『ルビま!』は、今月号(2005年4月号)をもって休刊いたします。これまで応援していただいた読者の皆様には深く感謝しております。 大変ありがとうございました。

『ルビま!』200504号(休刊号)
http://jp.rubyist.net/RubiMa/

休刊号の予約購入特典は、まつもとさんの仮契約カードです。

             『ルビま!』編集部 編集長 高橋征義

_ [Ruby] emerald 0.1

Date: Fri, 1 Apr 2005 17:44:51 +0900
Posted: Fri, 01 Apr 2005 08:44:02 GMT
From: Yukihiro Matsumoto <matz@ruby-lang.org>
Message-Id: <mR73e.39335$zZ1.1166538@twister1.libero.it>

Hello,

I'm pleased to announce you the first public release of emerald at

    http://rubyurl.com/b5JtE

Emerald is an object oriented language with constraints and logic 
features, inspired from prolog, Oz, CSP and Hyper/J.

I started this as an hack since ruby is becoming less fun.
It will not be as good as ruby, but please try it out while we wait for 
Rite.

							matz

2006年04月01日

_ [言語] Perlish Magazine 20060401 号

通称「ぱるま」。どこかで見たようなスタイルのどこかで見たようなWeb雑誌。 Rubyネタではないが、大変役に立つ情報満載なので。 「Perlishのための他言語探訪」という記事ではRubyについて紹介されてます。 しかし、

Ruby は 1993 年に Yukihiro Matsumoto (通称 Matz) によって開発されたと言われています。しかし、この 1993 年版の Ruby を見た人はほとんどいませんから、本当にそんなものが存在していたのか怪しいものです。聞けば Matz 自身もこの当時のソースコードを持っていないそうです。実際に Ruby が人目にふれたのは 1995 年 12 月、fj.sources に投稿されたものです。ですから、実際には Ruby はやっと 10 年すぎたところと呼ぶべきではないでしょうか。10 年生き延びてやっと一人前というプログラミング言語の世界では Ruby なぞまだまだ経験の足りないひよっこです。その点、我らが Perl は 1987 年 12 月公開ですから、もうすぐ 20 年選手。経験と資産の蓄積がものを言います。

とは大変失礼なことだ、ぷんぷん。


2007年04月01日

_ エープリルフール

わりと信じやすい性質なのか、 例年この日は、妻にいいようにだまされている。

「あなた、外は雪よ」
「ウソっ」

「ええ、ウソよ」

とか。

が、今年は日曜日なこともあって、平和であった。 別にだますこともだまされることもなく。

やっぱウソはいかんよ、ウソは。

っていうか、私はウソに堪えられない性格で たとえば映画「ミセス・ダウト」のような、 ウソをついて、 それをごまかすためにさらにウソを重ねるとかいうような ストーリーだと、悶絶してしまって、最後まで正視することができないのだ。 どうもバレた時の悲惨さをリアルに想像してしまうようだ。

ロビン・ウィリアムズ好きなんだけどな。 ちょっと下品なところも含めて。

_ [Ruby] オブジェクト指向機能を取り除いた Ruby-- が登場!?

今年とりあげる唯一のエープリルフール・ネタ。

正直、それほど面白いわけではないけど、 ちょっとニヤリとしたので。

でも、まじめな話をすると、正直「オブジェクト指向機能を取り除いたRuby」って 存在できないような気がする。

ただ、

  • HashとArrayが融合したRubyとか
  • Enumerableが遅延評価なRubyとか

なら見てみたいような気がする。これらは成立不能というわけでもなさそうだし。

互換性はともかく。


2008年04月01日

_ [Ruby] RubyFools

エイプリルフールにちなんだRubyのイベントを開催するので、 とJAOOでお世話になった人たちから依頼されたので ほいほいとコペンハーゲンまで来たのだが、 まさかカンファレンスそのものが渾身のエイプリルフールジョークだとは思わなかった。

さすがヨーロッパはエイプリルフールにかける熱意とスケールが違う。 文化の違いに驚愕した。

今、コペンハーゲンで途方に暮れている。

どうしよう。














という嘘をつくのはどうだろうか。

こちらはまだ早朝で、まだ朝ご飯も食べてないので、 実は嘘じゃなかったりするのかもしれないけど。







会場に着いた。冗談じゃなかった。当たり前だけど。

Dave Thomasのキーノートも、 Evan PhoenixのRubiniusの話もサイコーである。 来てよかった。

唯一の懸念は明日朝の私のキーノートだな。


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