いつの頃からか2月14日は女の子が男の子にチョコを渡す日になっている。 菓子業界もうまいことマーケティングしたものだ。
うちの娘たちも手作り*1のチョコなど用意している。 もっともあげる対象は(一部を除いて)同性だったりするみたいだが、小学生ならそんなものか。
これが大人だともうちょっとぶっとんでいる。やるなITmedia。
私はそんなに甘いものはたくさん食べれないので、娘からもらった「ハートチョコレート」(ピーナツ入り、80円)一枚でもう今日はたくさんという気分だ。
妻は、心のこもった「ゾウガメ型チョコレート」を贈ってくれた。 しかし、これを食べるのは残酷な気がする。どこからかじれというのだ。 頭からか、足からか。手足、頭を全部食べて「ほら甲羅にこもってます」とかやるのかっ。
食えない...。
そういえば何年か前にもバレンタインデーにもらったペンギンチョコを長らく食えなかったことがある。 あまりリアルなのはねえ。
それを見て妻は、「そう反応すると思った。しばらくしたら、あたしが食べてあげるわ」だと。 完全に読まれている。
*1 一度溶かしたものを固め直すのを「手作り」と呼ぶならば
朝は息子を病院につれていき、インフルエンザが治ったことを確認してもらってから病院へ。
あとは原稿書き。Linux Magazineが休刊になってしまったら、 さっそく原稿依頼があった。UNIX USERは「Ruby開発日記」の延長のようなネタ、 ということで「ハッカー」の心理や生態を取り扱うような読み物を2ページくらい。
そうなると必然「ハッカーと画家」とかと比べられてしまいそうだが、 あんな文章は書けませんから。「開発者日記」の勢いだけで書いたようなテイストは残したいのだが、 うまくいくだろうか。
最近はあまり甘いものを食べない。嫌いになったというほどではないのだが、 たくさん食べる気にならない感じ。「もう一生分の甘いものは食べたから」というのが口癖。
だが、妻と三人の娘がいるとありがたいことにもらえるわけだ、チョコレートが、この季節には。
本当にありがたいことだとは思うのだが、 ウルトラマンの形をした結構な大きさのあるチョコレートの塊をどう片付けたらよいのかと思うと 思案に暮れるところがないわけではない。
Ruby on Railsのアプリケーションがまた一つ。 「未来の自分にメールを書く」というのがテーマみたい。
当然スケジューラやリマインダとしても使えるが、 応用次第ではまた別の使い方もできるかも。
妻と娘からチョコレートをもらう。最近、甘いものはあまり好きではなくなったのだが、心がこもったものはうれしい。というか、娘の作ったトリュフが意外においしいのに感動した。妻からもらった市販品よりおいしいんじゃないか。
作ってる最中は粘土細工にしかみえなかったのに(失礼)。
Bayesian Filterの原理を使って人狼を発見できるか、という話。
ふむ、これは面白い。まあ、相手も知恵があるし、 Spamより発言を制御するのは簡単なので、完全には見つからないだろうが、それでも怪しい人を見つけるのに役に立つかも。
こういうパターン検出はいろんな分野に応用できそう
C#のデザイナ、Anders Hejlsbergによるセッション。面白そうだなあ、参加したかったなあ。こういう時に田舎暮らしの不自由さを感じる。
面白いのはここ。
言語を設計してみたい人へのアドバイスはあるか?
ある。それは「そんなことはやめなさい」ということだ(笑)。
ふーん、この点については私とは真逆だな。私はどんどんやればいいと思っている。おそらくその言語は広く使われることはないだろうけど、それによって学べることは貴重だと思うので。
しかし、「やめなさい」という人が以下のようなことを言うのは「ズルい」と思う。
言語設計のおもしろさは、「言語の設計は、芸術と科学の組み合せである」というところにある。一方では主観的・直感的な判断が必要になる。例えば、言語を使用する開発者にとって、その言語が易しいものなのか、コーディングしやすいのかといったこと。またもう一方では客観的・厳密な判断も必要だ。例えば、その仕様が言語として妥当か、そのコンパイラを実装するうえで妥当かといったことである。
これまでいろいろなプログラミング言語を見てきたが、芸術性の面では良いが、科学の面では良くないといったパターンや、またその逆のパターンもある。この2つをうまく両立させなければならないところに、言語設計者としての妙技があるのだと思う。
これじゃ、「こんな面白いことはあなたたちにはもったいない」と言ってるようにしか聞こえない(笑)。
ところで、上記の彼に意見については私も同意する。 C#とRubyとどっちのバランスがどうか、という話はしないことにしよう。
リクナビ連載「我ら"クレージー☆エンジニア"主義!」の最新作。
先日、鵜飼さんとリクルートのイベントに出た後に 受けたインタビューをまとめたもの。
でもね、正直に言っていい? 面白くない。
実はこのインタビューのときに書籍化した 「我ら"クレージー☆エンジニア"主義!」のバックナンバーを いただいて読ませてもらった。みんなキャラが立ってて非常に面白かった。
それに比べると、今回のものは正直イマイチ。 なんでだろう。文章書いてる人は同じなのに。
まあ、素材が面白くないってのは否定できないよね。 でも、それだけじゃないよな。
きっとこの記事に書かれている私はとても「フツー」だから 面白くないんだと思う。いや、もちろん、 私の実態は「フツーの人」なんで、ライターの人もそうとしか書けなかったのかも しれないけどさ。
いや、待てよ。
かつて自分が普通だと思っていて 実際にはそうでなかった経験が山ほどある私としては 「フツーだから面白くない」と感じたのは私だけという可能性があるわけか。
実際のところ、「私じゃない人」はどう感じたんだろう?
住井さんによるOCaml連載。
大丈夫、まだついていける、なんとか。
パターンマッチはちょっとほしい気がする。 っていうか、たぶんメソッド呼び出しの引数マッチとか ブロックパラメータの束縛とかに、パターンマッチのセマンティックスを ちゃんと定義すればいいんだろうな。
どうしたらいいのかよくわかってないんだけど。
Javaの今年を予想。
興味深いのはここ。
For 2007, my money is on Ruby, although it's not actually my personal favorite. Python code seems to me a lot cleaner and easier to understand than Ruby code, and I think most Java programmers would agree. However, Python came out at the wrong time.
もちろん、「2007年にはRubyが来る」という発言そのものは全然珍しくもないのだけれども、
人からさえも「2007年はRuby」と言われるのは、 私にとってはちょっと意味があることである。
世の中の風潮に流されるのはあまり「賢い」ことではないような 気もしないでもないが、今年もチョコレートいただきました。 妻と娘たちから。
個人的には甘いものはあんまりいっぺんに食べられないんで、 この日に集中するよりも、もうちょっと分散してくれた方がありがたいんだけど。
そういえば、バレンタインデーにチョコレートってのは 日本の習慣のはずだけど、アメリカのお店でもハートのケースに入って 「Valentine's Day」と書いたチョコレートが売ってた。
習慣の逆輸入?
だけど、きっと男の子が女の子に贈るんだろうな、アメリカなら。
昨日が最終セッションで日帰りできず、 明日は別件で前泊が必要だったので、 今日は東京で過ごさざるをえない。
午前中、広尾で教会の用事をすませて昼食を両親と取り、 午後はデブサミへ。
特に見たいと思っているセッションがあるわけではないので 展示を中心に。
Pythonのブースでは、
柴田さんから「『たのしいみんなのPython』にサインしてください」と依頼される。
Guidoのサインの下というのもどうなんだろう。
一部で価値が出るのかもしれない。
ついでに(?)、PHPブースではPHP本にサインする。 フレンドリー。
デブサミ会場で、雑談していると「PythonはDISらないんですか」と柴田さんから。 なんか自虐的じゃない?
とは言うものの、Pythonは基本的に良い言語で、 不満な点はかなり微妙だ。一般人にはどーでもいいような点だと思う。
一応リストを。
list comprehensionはLINQにつながる「イヤらしさ」がある。 「俺の言語を汚すな」って感じ。
[x for x in ary if cond(x)]
ってのはわからないでもないけど、
ary.map{|x|cond(x)}
の方がすっきりしている、と思う。
もっとも、波村さんによると、 このブロックを積み重ねる方法ではJOINが書きにくいというのが LINQ導入の理由だったそうなので(Andersは最後まで抵抗したとか)、 RubyでもJOINへの要求で、そういうようなことにならないとは言えない、かもしれない。
−− 大物ハッカーといえば?
Rubyのまつもとゆきひろさん。ハッカー理想像を実践されているところにあこがれます。技術力だけをみれば、まつもとさんより優れた方も多く存在されるかもしれませんが、日本人であそこまで自分の信念を持って行動されるハッカーってなかなかいないんじゃないかなと思いますし、自分でしっかりとしたコミュニティーを運営されていることなどもリスペクトしています。Ruby 1.9で過去の遺産をバシバシ捨てているのは素晴らしいなぁ。ああいう覚悟がC++にあれば、もう少し違っていたでしょうが。
いやあ、ほめられちゃった。 でも、そんなに信念持ってたかな。
それはそれとして、過去の遺産ってのはなかなか難しい問題で、 Rubyでもやっぱり苦しんでいる。 「バシバシ捨てて素晴らしい」っていうよりも、 ちゃんと互換性を維持する能力が足りない、ような気がする。
えーと...、女性から見てギークに魅力があるって話は 残念ながら他で聞いたことないなあ。 例外中の例外の話、なのかな。
あえて魅力に感じられそうな点といえば
くらいかなあ。一方、
とかのネガティブ要因もあるし。
まあ、どっちにしても個人に帰属する要因が大きいので、 ギークだからどうこうということは必ずしもないだろう。
根っからのオタクの私だって、結婚して子供までいるわけだし。 弾さんもそうだ。
もっとも、女房子供以外からモテたためしがないのだが。