徳島OSS勉強会で 「Ruby誕生秘話とOSSの展望」という講演をするため移動。
っていうか、徳島遠い。 たぶん、正解は島根が遠いので相対的に徳島が遠く感じられる、だけど。 片道5時間弱。
電車で岡山まで、さらに高松経由で、徳島まで。
昼飯の時間もほとんどなかったので、 高松駅で立ち食いうどん。おろしぶっかけ(温)。 駅のうどんじゃこれぞ本場というような感動はなかった。
講演は70名くらいか。 今回は完全新作というわけではないのだが、 どのくらい伝わったかなあ。
一応、地理的ハンデの克服みたいな話はしたんだけど。
で、少々スタッフの人と懇親のようなことをして、 19時30分の電車でトンボ返り。
夕食は徳島駅で立ち食いうどん。またうどんかっと言われそうだけど、 好きなんだもん。
こちらはかき揚げうどん。揚げたてで大変おいしかったが、 電車の時間が気になる身にはちょっと大変だった。 おいしいと熱いの狭間で苦しむ(苦笑
松江についたのは深夜過ぎ。自宅にたどりついたのは1時が近かった。 大変な移動である。
Kevin Kelly -- Better Than Freeの翻訳。
英語読むよりはずっと楽なのでありがたい。
情報は基本的にコピー可能な上に、 最近ではコピーのためのコストはどんどん下がっている。 究極的にはあらゆるコピーのコストはゼロに限りなく近づくだろう。
そのような社会では「コピー不能なもの」だけが価値を持つ。 しかし、いったいコピー不能なものってどんなものがあるだろうって話。
もちろん、物理的実体のあるもののコピーコストはそんなに下がらないけど、 そうでないものの話。
これはオープンソースの戦略と本質的には同じである。 情報に過ぎないソフトウェアは本質的にコピー可能で そのコストはゼロに近づいている。
が、本当に費用が発生しないならばソフトウェア開発者は ご飯が食べれないから、どこかで「コピー不能な価値」を発生させなきゃならない。 オープンソースにかかわるビジネスを行おうという人は この文章に目を通しておいて損はない。
いろいろなものがオープンソース化するのは良いことだと思う。 もちろん、それら全部が「成功」するとは限らないけれど、 多様性がなければ生態系は発生しないし、 いろいろなものが切磋琢磨する状態でなければ 良いものは生まれないだろうから。
単純に効率だけ考えれば、各分野にひとつだけ存在すればいいんだけどねえ。