昨日の中京大学の講演で「Love/Hate Ratio」について語ったら、 改めて計算してくれた人がいる。
で、その結果は以下のような感じ。
言語 | 1a | 1b | 2a | 2b | 3a | 3b | 4a | 4b | Love/Hate Ratio |
Ruby | 10800 | 11700 | 914 | 9850 | 3140 | 3970 | 150 | 173 | 7.189 |
Lisp | 758 | 528 | 7010 | 5650 | 2620 | 8 | 216 | 149 | 4.536 |
Python | 9420 | 9860 | 9340 | 11600 | 6820 | 5430 | 316 | 388 | 4.356 |
Smalltalk | 191 | 200 | 2060 | 3020 | 8 | 6 | 116 | 647 | 3.806 |
Perl | 14500 | 705 | 15600 | 916 | 7060 | 4930 | 801 | 1410 | 2.859 |
JavaScript | 949 | 1170 | 5410 | 4280 | 1890 | 1480 | 1300 | 941 | 1.773 |
Java | 813 | 23000 | 955 | 20800 | 13900 | 506 | 800 | 13600 | 1.605 |
C | 6520 | 6550 | 795 | 651 | 14900 | 12500 | 2450 | 1850 | 0.766 |
PHP | 852 | 759 | 668 | 652 | 4260 | 5170 | 1110 | 1180 | 0.324 |
ただし、
1a. 「”i love x” programming」1b. 「”i love x” language」
2a. 「”i like x” programming」2b.「”i like x” language」
3a. 「”i don’t like x” programming」3b.「”i don’t like x” language」
4a. 「”i hate x” programming」4b.「”i hate x” language」
として、likeはloveの半分とカウントしたもの。
以前の結果ほど 極端ではないが、それでもRubyが首位のようだ。
愛されてるねえ。
楽天タワーでカフェテリアが無料、とか言う話。
Matz氏の意見も反映されているんだろうか.
そんなことはない。
私の肩書きは楽天技術研究所のフェローであって、 技術研究所の研究を(一生懸命)お手伝いはしているが、 楽天全般にアドバイスをするような立場ではない。
三木谷さんにもまだ会ったことはないし。会う約束はあるけど。
「技術の楽天」を構築するお手伝いをするつもりはあるが、 経営方針とかとは関係ない、本当に技術に関する話だけ。
ひがさんって前にも似たようなことを書いてたよね、確か。 日本にこだわりがあるんだなあ。
私は自分が住む場所としての日本とか、特にその田舎とかにはこだわりがあるけど、 逆に自分のソフトウェアが使われる場所に国境を導入するのは馬鹿馬鹿しいと思っている。 その辺は認識が真逆だね。
で、海外での人気がなければ、今のRubyはなかったと思うし、 今のRubyがなければ、私の今の(比較的幸せな)生活も危うかっただろうから、 それを「舶来信仰」なんてくだらないものにこだわって 海外進出に消極的なのはよくわからないな。
「舶来信仰」というのがあるらしいことは否定しないし、 それがくだらないものだとも思うけど、 その「くだらないもの」に「ぶちこわす」ってこだわりも また形を替えた「舶来信仰」なんじゃないかなあ。
むしろ逆に利用してやることで 「くだらないもの」に縛られてる人たちをあざ笑ってやるってのが私の意識なんだけど。
ちゅーか、そんなことにこだわってないで そうそうに海外進出を考えたら? (余計なお世話)
商用ソフトウェアはともかく(そこは、MIJSの人たちが苦労してるけど) オープンソースソフトウェアにとっては、 海外進出って言ってもそんなに難しいことじゃないんだから。
私でさえできたんだし。