某社の人たちと打ち合わせ。松江までご足労いただいた。
内容は明かせないが、その中で、
「エンタープライズ」って「規模のエンタープライズ」と「複雑さのエンタープライズ」がありますよね。
データ量・アクセス数などが増大する規模のエンタープライズについては ハードウェアの進歩もあってRubyやRailsでサポートできる領域が増えてきているが ロジックやデータ構造の複雑さに関しては、Railsも特に助けてくれない、という話。
具体的にRails(特にActiveRecord)では難しい事例つき。 そうか、こんなことしたいニーズもあるのか。 JavaなORマッパーはこういうのもサポートしてるのかな。
が、80:20則に従った割り切りがRailsの力の源でもあるので さまざまな状況が考えられる「複雑さ」を一概に支援するのも難しい話だ。
今、思ったのだが、「規模のエンタープライズ」と「複雑さのエンタープライズ」以外にも 「重要さのエンタープライズ」ってのもあるな。 大規模でも複雑でもないけど、止まったり誤動作したりすると大きな迷惑がかかるようなの。
オープンドリームは以前アジア向け技術者研修で講師を出したところ。 あの時は基本的講習内容はうち(NaCl)で準備したのだが、 自前で講習を用意できるようになったらしい。
うちの約半額というのが素晴らしい。 うちも各種割引があるので実質の差はもうちょっと小さいだろうけど。
他にもうちのお客さんで講習を始めたところがあるんだが、 やっぱ、教育って魅力的に見えるのかな。
うちの実績だと(相当高額なのに)講習会単体では なんとか赤字にならない程度で推移しているくらいなのだが。 もっとも、講習会の売り上げ以外でのコネクションや成果もあり、 それはそれで馬鹿にならないのだが。
今年もやります、だそうだ。
昨年とはいくつか違いもあって、
のだそうだ。今年も審査委員を引き受けた。 入賞者には私からの記念品が授与される(昨年は私のサイン入り「Hacking Guide」)。
IronRubyの中の人、John Lamからのエントリ。 DLR (Dynamic Language Runtime) を使った動的言語実装例。
手元にDLRがないので試してないけど、 .NET+DLRならこんなに簡単、ということなら、 言語実装の楽しみを実感できる人(ホビー言語設計者)が増えるかも。