朝食前に新聞を開いて驚愕した。
昨日プレスリリースされた私のフェロー就任が 地方経済面に掲載されていたからである。 しかも、公表していない「月一回東京」なんてことまで載ってる。 どこで調べたんだ。
この辺が島根クオリティか(ほめてる)。
端から見てると既得権益者が、いかに自分の権益を守り消費者から金を搾り取るか、 という話にしか見えないのが悲しい。それは私がひねくれているから?
まあ、あとdebuggerもあるにはあるんだけど。一応スレッド対応だったりもするんだけど。
RailsとDjangoの比較。タイトルにもあるように公平であることを心がけた比較。 結果として、ここはRailsがよい、ここはDjangoがよい、とかいう結論なんだけど。
ただ、Djangoがよい、という点のほとんどはRailsプラグインで解決できる(できてる)と思う。 「最初から付いてるほうがいい(I wish rails had more batteries included)」ということだ そうだけど。
あと、またUnicodeサポートについて言われてる。 確かにRuby 1.8のUnicodeサポートは限定的だ。
が、正直、Railsの国際化という点で問題はさほど起きていないわけだし、 さらに言えば、Perlのutf8フラグ問題とか、Pythonのstrとunicodeの区別とかで 発生する問題に比べたら、1.8のシンプルな解法の方がマシな気がする(のは、作者の欲目か)。
JFreeChartの作者が サンプルコードとドキュメントを有償化したら「そんなのOSSじゃない」と文句を言われた、 という話。
こういう「金を出さないが文句は言う」人たちの話を聞くと悲しくなる。 いいじゃん、別に。ソースについては間違いなくフリー(自由)なんだから。
それ以上のものを求める人がドキュメントとサンプルにお金を払うか、 それだったらJFreeChartは使わない、とするか、 それもまた自由だ。
ドキュメントの有償化は「使ってもらってなんぼ」という傾向のあるOSSにおいて 賢明な選択ではないかもしれないが、絶対にうまくいかないというわけでもないし、 生活の安定に寄与したいからという理由で、ある開発者がそのような選択をするのであれば、 私自身は尊重したい(でも、たぶんドキュメントは買わないけど)。
レグレッションテスト重要、という話。
Perlのテストスイートは言語本体だけで64793あるのに対して、 Rubyは867しかないという指摘も。うぅ。少しずつ増やしてるんだけどねえ。
JVM上のオブジェクト指向関数型言語ScalaにおけるActorの使い方。
よく見ると(よく見なくても)Erlangにそっくり。 あと、RubyのブロックっぽいScalaの文法も気持ちいい。
ScalaのActorはJVMのスレッドプールを使って実現されているそうだけど、 十分な性能が出るなら(これが難しい)、ErlangではなくScalaが次世代を席巻するかも。
Rubyでも、通信できるデータを
に限定し、値渡しであることを明記したら、 似たようなActorを実装できるかもしれない。 情報の共有が最低限にできるので、プロセスでもスレッドでも、 あまり問題を起こさず動作するのではないか。
RubyのセマンティクスにLispの文法を持つ言語RLispがなぜクラス変数をサポートしないか、 という話。
要するに
ということ。1.9のクラス変数の挙動について(手遅れになる前に)見直すべきか。
だそうだ。
たぶん私は、私の直接知っている人の中で一番「好きなことを貫いて仕事にしている」人だと 自分でも思うが、確かに「Rubyのまつもと」は他の人では交換不可能だし、 結構縛られないで自由に生きているような気がする。服装とか。
もっとも、あんまり縛られないと社会人として(というか、人類として)失格してしまうのだが、 その辺は私よりもずっと「常識人」である妻がサポートしてくれている。 あと、私の場合、宗教上の戒律も、ある一定の範囲以上踏み外さないために役立ってるような気がする。
で、私から付け加えるとするならば、
独自の価値観を持つ
「お金が一番」という価値観を否定まではしないが、私自身はそのようには考えていない。 「効率が一番」という価値観を否定しないが、プログラミング以外の領域ではそのようには考えない。 自分の価値観を自覚することが重要だと思う。 私の場合は「自由」と「幸福」かなあ。
自分が価値を見いだしたことへの努力を惜しまない
たぶん、サッカー選手になるような人は自分の人生の相当の時間をサッカーに費やしているに違いないと思う。私もRuby(とプログラミング)に費やした時間は測りしれない。
くらいかなあ。