Apache LicenseとGPLの非互換性なんてのは、別に思想の違いや対立があるわけでなく、 たんなる(法律)技術上の問題だったわけだから、これが解決するというのは非常に 望ましいことだと思う。
コミュニティの原動力は「好き」とか「楽しい」であることの再確認。
それはそうと、コミュニティごとになんとなく性格が違うのが面白い。 まあ、(日本での)Rubyのようなコミュニティのように「言語好きが集まりやすい」というのは 理解しやすいが、DebianとGentooとUbuntuの性格の違いはなにによって決定されるのだろうか。
JSR 292に関して、JVM上の各種動的言語の実装に関して。
単に一言で「動的言語」と呼んでもそれぞれ事情が違うのが興味深い。 しかし、考えるにJVMの都合なんかまったく考えてないRubyの仕様が一番凶悪だな。
「XMLは人間が読むものではない」、「DSLの台頭によって(Java界における)XMLの地位は下がりつづけている」という話。
ビルドツールとしてMavenの変わりにBuilderやSCons、 コンフィギュアファイルとしてJava Configuration, JRuby, Groovyなどが使われ始めている。
最後にSICPからの引用。
Programs must be written for people to read, and only incidentally for machines to execute.
ふたつのRuby - Erlangブリッジ。
前者(Rebar)の方がシンプルだが、実際に使う時には後者(Erlectricity)の方が可能性が高そうだ。 いずれにしてもまだproof-of-conceptレベルだけど。
こうやって、各種ツールを組み合わせて、性能や生産性を実現する試みが 次々と現れる様は、未来への可能性を感じさせる。