国内初の民間刑務所となる美祢刑務所(えーと、正式名称は「美祢社会復帰促進センター」)で 刑務作業としてWebアプリケーション作成を行い、 その言語としてRubyが採用されたという話。
「社会復帰促進センター」は初犯限定の刑務所で収容規模は男女合せて1,000人程度。 今回対象となるのは女性のみ60名だとか。まず4ヶ月の教育を受けた後、 実際の作業に入るのだそうだ。
えーと、こういうプレスに名前が出るのは名誉なことだと思うし、 Ruby (on Rails)の生産性とか学習容易性(本当に容易なのかどうかはともかく、そう思われてる)が その理由となったのだと思うとうれしいことでもある。
が、発想は斬新だけど、なんか不安はないでもない。
直前に人力検索はてなで言語選択についての質問してたりするし、受託会社であるプリズニーズでは、 今現在も講師を募集してたりするし。
現在女子受刑者にプログラミング言語教育を行っていただける 方を急募しております 応募資格: なんらかのプログラミング言語で2年以上の業務経験のあるかたで 受刑者に対し偏見のない方。山口県美祢の刑務所に常駐できる方 契約形態: 契約社員、正社員、アルバイト 給与 : アルバイト 時給3000円以上(月80時間以上働けること) 正社員・契約社員: 月給30万円以上(正社員の場合は社会保険つき) 期間: 4ヶ月〜(契約社員・アルバイト希望の方は4ヶ月でもOK) 宿泊施設あり(弊社負担)
「なんらかのプログラミング言語」って、Rubyじゃなくてもいいのかなあ。
一瞬、応募しようと思ったのは秘密だ。
MicrosoftからのFlash対抗であるSilverlightがMIX'07で発表された。 Macでも動く.NETランタイムというのも画期的だが、 より注目すべきはこのSilverlightにはDLR (Dynamic Language Runtime)が含まれ、 対象言語がJavaScript, Python, Rubyであること。 同時にIronRubyも正式発表になった。ライセンスはBSDライクになるとのこと。
すげー、とうとうマイクロソフトからRuby処理系が登場したよ。 開発者John Lamのインタビューも公開された。
記念に今日は(秘蔵の)マイクロソフトTシャツを着ることにする。
以前のイベントで知り合った人たちがオープンソースラボに訪問してくださるという。 わざわざの松江まで来てくださっての訪問に感謝。
Exerbのゆうやくんや神戸大の坂本先生も一緒に来てくださる。 今はゆうやくんは神戸なんだね。
で、坂本先生は元九州大ということで、 しばらくして「あのSmalltalkシステムの〜」とか「あの(舞波さんのいた)坂本研の〜」とかが つながった。鈍スギです。
その後、お昼までご馳走になった。皆美の鯛飯おいしゅうございました。
「Erlangが優れているというならRubyから呼べばいいじゃない」ということで、 Ruby/Erlangブリッジ(のさわりだけ)。
結構期待できるかも。
そういえば、Erlangの優れているという並列実行処理系(のソースコード)をまだ読んでない。 恐らく単一代入による参照透明性を利用して、シェアード・ナッシングを実現しているのと マルチコアを最大限に活かすため適当にfork(またはスレッド生成)しているんだと思うけど。