「猛々しいプログラマ」とは、猪突猛進でどんどん進めていくタイプのプログラマだそうだ。 協調性もなさそう。
小学3年生のその子供は,プログラムを作り始めると,人の言うことなど聞かない。ロボットの動きだけをたよりにどんどんプログラムを作成していく。彼はそれを「猛々しいプログラマである」と表現した。自分が作ったプログラムを人に説明することはできないが,人に指示されるよりも自分の理解を基にプログラミングを進めていく姿勢に対して,ベストプログラミング賞を贈ったという。
猛々しいプログラマ──やや閉塞感のある日本のソフトウエア産業界にブレークスルーをもたらすとすれば,こうした人材像ではないだろうか。
そうかもしれない。日本の職業プログラマはお行儀が良すぎるのかもしれない。 ま、ほとんどのソフトウェア開発はチームワークだから、必然でもあるのだけど。
が、驚いたのはその後。
例えば,まつもとゆきひろ氏は,職業としてはプロのソフト開発者である。しかし,Rubyの開発に限っては,完全にホビイストの立場だったのではないだろうか。彼がおもしろいと思いながらひたすら作り上げたRubyは,世界中で利用される優れたプログラミング言語となった。
まさか、私が言及されるとは思わなかったな。 「猛々しい」は私の人格を的確に表現している形容詞だとは思わないけど、 「好きなことをしている」、「協調性がない」という点は当たってるかな。
今年もGoogle Summer of Codeの採択プロジェクトが決定した。 昨年同様RubyCentralもホストとして参加する。
個人的に興味があるのは
くらいかな。
C# 3.0との比較でHaskellを学ぶ、という話。
というか、これだけ比較が成立するのは、 C# 3.0がいかに関数型言語の「マネ」をしているか、 ということでもある。そして、それはとても良いことである。
「PHPはダメだ」、という話。
本エントリでは、まずPHPの良い点から紹介している。
しかし、良いところはそこまで。
私にとって2や5は少々意外だった。 PHPの人気や実績から考えたら、この辺は当然クリアしてると期待するじゃない?
とはいえ、実際に「喜んで」PHPを使っている人はそれなりにいるわけで(「しかたなく」使っている人も大勢知ってるけど)、そういう人たちはまた別の理由や動機があるのだろうか。 それとも「現状に満足しちゃってる」とか、「新しい言語を学ぶくらいだったら、非効率な方がマシ」ということなんだろうか。時として「知らないこと」は強力な動機となるわけで。
最後にJonasは「残されたPHPを使う動機」として以下のものをあげている。
で、彼の結論は「For me, PHP is now an unacceptable solution to all but the simplest problems」なのだそうだ。PHPを使ってない私がなにを言ってもまったく説得力がないけれど、 この人はそれなりにPHPの経験を積んだ上での発言のように思える。
あなたの結論はどうだろうか。
FasterCSVよりもさらに高速なCSVパーザ。 すばらしい。いっそ標準添付のものを置き換えちゃうか。
いつの間にかLightCSVに改名されていた。ダウンロードはこちら。
私の日経BP技術賞大賞受賞記念ということで、プレゼンテーション。
今回はRubyを技術賞に推薦してくださったITProの高橋さんにも 松江に来ていただいて、技術賞とはなにかとか、 受賞の意味とかについても発表していただく。
しかし、ありがたいことだ。
で、私の発表の内容は、授賞式のプレゼンテーションとほぼ同じで、
とか言うような話。授賞式と違って5分という縛りがなかったので、 もうちょっと言葉多くして30分くらい。 後、質疑応答。松江らしく(?)おとなしいものであった。 もっと質問しないともったいないと思うんだけどなあ。 それでも、オープンソースの基本的なことから、 PHPとの比較など技術系、非技術系とりまぜた質問が出る(指名したり、ちょっとむりやり感はあったけど)
その後、懇親会。