「Erlangの人」Joe Armstrongによる、「なぜOOは良くないか」。
2と3はちょっと誤解っぽいけど、残りは 関数型プログラミングの視点からはもっともだと思う(特に4)。 だけど、世の中にはそれに耐えられない人もいるのよ。
現実世界に「状態」があるのに、プログラミング言語がそれを表現できない (ということは、間接的に表現しなければならない)というのは、 私の脳内モデルとプログラムの距離が遠くなって大変つらい。
現実世界から副作用のない関数モデルへのマップが脳内でできる(関数脳)状態の人には 関数型言語が最適なのだと思う。 問題はどうやってそれを構築するか、だれも言語化していないことだ。 「習うより慣れろ」とかいう精神論しか聞かない。 それはあまりにスパルタな。
それとも私が知らないだけ?
JRubyの紹介。JRubyを介してJavaな人の視野にもじわじわとRubyが進出してきているようだ。
たとえ、仕事ではJavaしか使わないにしても、 Rubyを知っておくことは無駄ではないと思うよ、実際。
ただ、仕事でJavaを使うのが苦痛になるという副作用があるかもしれないから、 それには注意。
Bluegene/LのノードでRuby 1.8が動いた、という話。
考えてみれば、全体としては世界最速のスーパーコンピュータだとはいえ、 各ノードはLinuxマシンなわけで、別に珍しいことではないかも。
ただ、Bluegene/Lのノードはスレッドに対応していないので、 YARVは動かないらしい。そういうものなのか。