先日の「What's Wrong With Ruby」に続く第二弾。 今度は反対の立場から。
ま、「いい点もあるよ」という話。 先日のと、これと、一遍にリリースしておけば面倒なことにならないと思うんだけど。 それは予想の範囲外だったのかなあ。
日本ユニシスと日本HPのOSS担当者の対談。 なんだかよくわからない。
特にわからなかったのは、ここ。
伊藤 OSS の有効活用には、技術や知財を形にして、安心感を提供することが大事ですね。
赤井 自社の知財として、OSS をトータルソリューションの中に組み込み、ベストプラクティスを提供していくことも重要でしょう。
えーと、なにをおっしゃってるんでしょう? 宇宙語?
「安心感」はともかくとして、「技術や知財を形にして」がなにを意味するかは不明瞭だし、 「自社の知財としてOSSを〜組み込み」というのは、 思いっきり誤解される表現だと思う。ジャイアニズムの匂いがする。
オープンソースをビジネスに利用することについては、 むしろ積極賛成派の私だが、少なくとも意味のわかる話をしてほしい。 担当者(「OSSセンター長」と「オープンソース&Linux推進部 推進マネージャ」)の 対談で、こういう「わけのわからない」表現を見るようでは、 逆効果ではないだろうか(元ページはユニシスのPRページ)。
個人投資家は機関投資家の「餌場」としての役割がもっとも期待されている、という話(なのか?)。
ま、情報格差から滅多なことでは対等な土俵には立てないわけで、 うかうか乗り込んでもカモになるだけというのは少し考えればわかるわけだが、 まあ、考えないんだろうなあ。