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Matzにっき


2007年02月20日 [長年日記]

_ 天才になるのに遅すぎるということはない

若くて早熟で大胆な人も、大器晩成な人もいる、とういう話。

私はどっちかなあ。とはいえ、世の中にいるのはどちらにも属さない 「普通の人」が大部分なわけだが。

何かを達成した時点で、若いかそうでないかはさほど重要ではないように思う。 事実、若いけど硬直した考えの人も、年を取っていても柔軟な考えの人も知っている。

だとすると、重要なことはなにか。

個人的には、 「自らに枷をはめない(ブレーキをかけない)」ことと、 「巨人の肩に乗る(他人の成果を活かす)」ことではないかと思う。

「まだ私は経験が足りないから」も、 「もう新しいことを始めるには若くないから」も 言い訳であり、自分に対する枷である。


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