ほんとは10日が〆切だったのだが、 機内や電車内で片付けきれず、日曜日には手が出なかったので 今日になってしまった。
お姉ちゃんたちが部活に行っている間、 私はこもって原稿を書いていた。 くたびれた。
スケーラブルな言語。重要なファクターである。
だいたい納得できる品揃えなんだけど、 この人は静的型を(私よりもずっと)重要視しているみたい。 確かに型でエラーを見つけてもらった方がずっと楽なのは認めるんだけど。
なぜ、私は静的型を重視しないのか改めて考えてみた。
きっと、私はスケーラブルであることよりも 簡潔である方を好むからなんだろう。 Javaのような型情報をたくさん書かなければならない言語では (よく考えてインタフェースを配置しなければ)柔軟性も高くないし、 型推論のある言語では明示的な型宣言は少ないけど(それでも引数には書かないといけないことが多い)、それでもなんか固いし。
ソフトタイピングという技術もあるそうなんだけど...。
でも、シグネチャベースで動的にチェックしてくれるオプショナルな「型」なら あっても邪魔にならないかもしれない。 lintみたいな使い方になりそうだけど。
Lisp仙人、竹内先生によるスライド。
こういうのを見るたびに断絶を感じる。もったいない。
Rubyが、Lispの持っていたパワーの一部を大衆に紹介できたことは うれしく思うが、結果的にLisp自身がそれを行うことを邪魔したと言えないこともないし、 またLispのすべてのパワーを紹介できたわけではないので、 その点については心苦しく思う。
安彦先生、厳しいですなあ。
「ガンダムは実にミステリアスな体験でした。なぜ、これほど支持されるのか。なぜ、これほど長命なのか、その理由は本当にわかりません。私は改めて見る勇気がなくて…。ただ、仕事上、どうしても見ることもありますが、お粗末ですよね」
──そうでしょうか
「日本のアニメ、いわゆるジャパニメーションの特徴なのですが、品質的には良くなくても妙に人の心をキャッチするというのか。それが日本だけではなく、海外でも受け入れられ、世界に冠たるジャパニメーションと呼ばれているわけです」
でも、なんか分かる気がする。我田引水しちゃうと 私のRubyに対する気持ちもちょっと似てる。
Rubyは実にミステリアスな体験でした。なぜ、これほど支持されるのか、その理由は本当にわかりません。仕事上、どうしても見ることもありますが、お粗末ですよね
品質的には良くなくても妙に人の心をキャッチするというのか。それが日本だけではなく、海外でも受け入れられ、世界に冠たるRubyと呼ばれているわけです
日々、Rubyの穴を埋めることを考えてる身からだと 欠点が一杯見える。でも、世界中の人が支持してくれる。 講演とかがあれば、理由を推測して語ってみせてはいるけれど、 本当のところは私にも全然分かってない。