RubyConfに参加している末日聖徒4人がホテルの一室に集まって聖餐。 これははじめての経験だ。 お互いに証を述べあう。私にとっては英語なのが辛かったが(聞く方はあまり問題なし)、 大変貴重な経験だった。
最終日。個人的にはキーノートも終わってだいぶテンションが落ちている。 それに原稿(日経ソフトウェア)の〆切も気になるし。
なんか、Railsのビュー部分を自動生成するとかいう話だったらしい。 出席できず。
なんか見たようなスライドの使いまわしもある。 AkihabaraとかOtakuとか話してるが、あまり通じてないなあ。 こちらでは「おたく」と「Rubyユーザ」では層がかなり違うみたい。 ウケないので次回からは考え直した方がよさそうだ。
後、台本も用意しよう。いや、してたみたいだけど、 「その場で読める」台本を用意したほうがいいと思うよ。
このプレゼンの主眼は
というところだったと思うのだが(前日ぎりぎりまでデバッグしてたし)、 なんかネタの提示のタイミングの問題で、前者は「ふーん」という感じ、 後者は前日のLaurentの二番煎じにしか見えなかった(事実そうなんだけど)ので、 ウケなかった。
というわけで、私の印象としては、
に比べて、伝えられたものが少なくもったいないなあ、というもの。 RubyConf 2006モースト「もったいない」賞を進呈しよう。
John LamがRubyCLRについて語る、というもの。
1.8.2との互換性を自慢していた。 実際、あまり知られていない個人プロジェクトの割に完成度は高いと思う。 後は実装についても少々。
で、後でITmedia エンタープライズで「Ruby専門家がMicrosoft入り」を読んでびっくりしたりして。 情報が遅い。もしかして私がぼーっとしている間に彼が話してたのかな。
いろいろ。印象に残ったのはSymbianでRubyを動かした話。 以前Pythonが動いていてうらやましいと思ったのだが、 Rubyも動くよ。まあ、SymbianがPOSIX互換層を用意してくれたからできたんだけど。 でも、スレッドとかいろいろ動かないそうだ。
会場で「私は中国人なんだけど、日本ではRubyを公開することで国家の情報の漏洩だ、とか言われることはない?」って聞かれた。
ブルース・リーはカンフーを西洋に紹介しちゃったせいで迫害された(そうなの? 知らなかった)んだけど、日本ではそんなことないかって。
で、「日本では国家はそんなに国民をコントロールしてないんだよ。実際、私はRubyを開発するための公的資金援助(未踏のこと)受けたことがあるしね」と答えたら、 「ああ、国家の名誉のためね」と変な納得のされかたをした。
国家のあり方は国民の発想に強く影響を与えるらしい。