子供たちを米子の実家に預けて、妻と岡山へ。
教会の訓練集会があったためだが、 このような規模のものが開かれるのは大変珍しい。 私たち夫婦にとっても末娘が生まれてから、 二人だけで出かけたのは、はじめてになる。 思わぬデートである。
いろいろな事を聞いて、大変勉強になったのだが、 「パレートの法則(80:20則)」が登場したり、 地方のコミュニティの現状が冷静かつ正確に分析されていたりしたのが 大変感心した。
夕食はハピータウンとなりの中華料理店で。 おいしかった。
これも岡山の集会で聞いた話。
なにか事があったとき、私はすぐにでも事態を収拾しようと あわてて行動を起こしてしまう。 しかし、そのような対応はしばしばアドホックなハックに終わってしまい、 根本的な問題が解決されないまま残ってしまいがちである。
そのようなときこそ、「stand still(しばらく待て)」と自分に言い聞かせて、 冷静に適切な対応を心がけるべきであろう。
これもその時に聞いた話。
よく「どうして」と思うことはあるものだ。 客に理不尽な要求されたり、 隣人の納得の行かない言動に悩まされたり。 家族の中でも「どうして」、「なんで」はよく聞かれる言葉だ。
しかし、そう思ったときに代わりに「理由があるはずだ」と自分に語りかけるように、 というアドバイスであった。「どうして」と「理由があるはず」は 文の持つ意味はほとんど同じはずなのに、 精神への作用は全然違う。
「結構です」と「よろしいです」と同じくらい違う...、いや、これはちょっと違うか。