書きあげる。今回は「パフォーマンスチューニング(2)」。
前回(2006年5月号)は
という内容であったが、今回はアルゴリズムが見直せない状態で どのくらい高速化できるかを考える、と言うもの。
で、高速化とくれば、実際にチューニングの対象となるプログラムを見つけて こなければならないのだが、なかなかそんなに都合よく落ちてないんだよねえ。
というわけで、『オブジェクト指向スクリプト言語Ruby』の9章でも 使ったマンデルブロ集合計算をテーマにする。ただし、本で使ったものとは くらべると、よりシンプルになっている(本: 102行、今回: 30行)。 本のものは編集の金光さん作であったが、 今回例題に採用したものは<URL:http://severinghaus.org/projects/mandelbrot/>が ベース。ただし、出力は2階調ではなくもうちょっと工夫してある。
さまざまな工夫により30倍以上の高速化を実現した。
Pickaxe2こと『プログラミングRuby』第二版が印刷所に入稿された との連絡を受ける。発行日は8月25日。実際に本屋に並ぶのは28日頃からとのこと。
今回は2分冊。結果的に合計価格が高くなってしまったことは申し訳ない。