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Matzにっき


2006年07月10日 [長年日記]

_ [原稿] オープンソースマガジン9月号

まだ7月だというのに9月号とは。

今月は「英語学習」について。 ハッカーはなぜ英語を学ぶべきか、 どう学ぶべきか、について。

語学の学習については、究極の手段があって、 それは「その言語にひたって生活すること」である。

だが、なかなかそうは行かないんだよなあ。

_ [Ruby] The Journey from Python to Ruby Pt. 1

PythonとRubyの違いについて。

Both Python and Ruby are high level dynamic languages and Python especially does have a nice clean syntax. However, in my experiences using them they began to diverge and I realised over some weeks that Ruby isn’t a programming language in the strictest sense. Ruby is closer to a Human Language and its then that I noticed I was now looking at Python in much the same way I looked at Java after I started using Python. At the time Java began to look uncomfortable, mechanistic, cumbersome, system orientated and far removed from the outside world. There was a large gulf between human and machine. This gulf closed with Python and with Ruby it closed further.

「Pythonはプログラミング言語だが、Rubyはむしろ自然言語に近い」んだそうだ。 その辺はPerlから受け継いでいるが、Perlよりは人工的な気がする。 やはりバランスか。

_ Googleが日本のソフト業界にもたらすもの

畑社長が着目するのは,ソフト技術者にとってのGoogleの「居心地の良さ」だ。先日,ある取材で畑社長にお会いする機会があり,話題はソフト技術者の人材確保,労働環境や地位向上にまで及んだ。その際,畑社長はこんなことを言った。「大げさかもしれないが,日本の優秀な技術者はみんなGoogleに獲られてしまうのではないか,という恐怖感がある」と。

個人的には技術者が居心地が良い環境が整うことが最善なので、 「みんなGoogleに獲られて」も、恐怖は覚えないのだが、 居心地の良いところがGoogleしかないというのは、業界にとって不健全であろうとは思う。

うちも改善しよう。なにから始めたらいいかなあ。


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