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Matzにっき


2006年05月25日 [長年日記]

_ [Ruby] Zed on Ruby, Rails, Mongrel, and More - O'Reilly Ruby

Rubyによる高速WebサーバーMogrelの開発者、Zed Shaw へのインタビュー。

個人的に一番感銘を受けたのは、実はインタビュアーであるPat Eylerの経歴

Pat Eyler is an Infrastructure Engineer for the LDS Church by profession, a Ruby geek by choice, and a writer by night. He enjoys reading, cooking, spending time with his family, and helping to build the Ruby community.

同じ教会の人だとは知ってたけど、フルタイムで教会職員をしているとは知らなかった。 実は、教会公式サイトでもRubyが動いていたりして。

さて、第三者にはどうでもいい話は置いといて、 インタビューを読むと彼が速度と信頼性についてきちんと考えていることがわかる。 ちゃんと測定、ちゃんとテスト。これにまさるツールはない。

_ 子ども・家族にかけるお金を考える(第10回)

いや、老後のことを考えると子供がいて、 その子が面倒を見てくれるというのが理想ではあるが、 それを理由に結婚したり出産する人はあまりいないような気がする。

それを考えると、この文章の説得力が急に下がる気がするのはなぜだろうか。

いや、子供はかわいいけどね。

_ Summer of Code Advice For Ruby Central Applications

RubyGemsの原作者(というか発案者)でもあるRyan Leavengoodがまとめた Google Summer of Codeに(Ruby関連で)参加する人へのアドバイス。

  1. Rails関連のプロジェクトで応募しない。今回のホストはRubyCentrailであって、RailsCentralではない。また、「人手が足りないところ」という点ではRubyの方がたくさんある。
  2. オリジナルであれ。人まねは採用されない。
  3. 成果物を具体的に。なにをするのか曖昧な応募が多すぎる。
  4. コミュニティで知られるように。ruby-talkで見たことのある人ならそれだけで注目される。
  5. Google templateを使わない。つまらない応募になってしまう。
  6. 早めに応募し、必要に応じて応募内容を改定すること。メンターとしてはあんまり言いたくないが、早い方が注目されやすい。50も応募を受けると〆切直前に来たものをずっと早く来たものと同じ集中力でチェックするのは困難だ。メンターも人間だし。
  7. 応募内容を自分でよく再確認した上、他人にも読んでもらうこと。

他の応募(未踏とか)でもある程度あてはまりそう。


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