小飼さんも「オブジェクト指向プログラミングは構造がプログラミングの次」という点に 納得して下さったようだ。伝わってよかった。
「サブジェクト指向」なるどこかで聞いたタームが登場するのはまあご愛敬として。
しばしば耳にする「サブジェクト指向」は(「自己中すぎる」という小飼さんの指摘以外にも)、 メッセージセンドのフォーマットにこだわりすぎているような気がする。
たとえば、CLOSのマルチメソッドだったら「サブジェクト」は存在しないわけだが、 これが「オブジェクト指向ではない」というのはちょっと極端すぎるだろう。 あるいは、通常のメッセージセンド(or メソッド呼び出し)についても、 たしかにレシーバは特別な位置にあるが、それ以外の引数もやはりオブジェクトである点は 見逃してはいけないと思う。