先日、バスにはねられたらというエントリを書いたのだが、 小飼さんが Larryがリストラされたことを引いて、
「もし、まつもとさんが失業したらRubyはどうなるんだ」という質問とどちらが難しいだろう
と懸念して下さった。
ま、死んでしまえば、この世の人たちとの交流は完全に閉ざされてしまうので Rubyに対して手の出しようがなくなるのに対して、 失業してもRubyをあきらめる必要はないので、もうちょっとマシなんじゃないかと。
当面、失業する予定はないし、したくもないんだが、 今後、Rubyをビジネスに活用する人が増えて、 私の利用価値が増えれば、私の立場がより安定するのではないかと思う。 来年のRuby界の動きに注目したい。
そういう意味では、引き続き「Rubyにとって欠かせない人物」というポジションを死守する必要があるのだろう。言語設計者の立場は弱いので、油断なく「利用価値」を維持する必要がある。
(次のエントリに続く)
GuidoがGoogleに雇われたという話。
まあ、状況はよくわからないが、 とりあえず「おめでとう」と言っておこう。生活が安定することは良いことだ。
朝から大雪。今日は東京出張の予定だったが、 大雪の中、空港まで移動した時点であきらめた。 飛行機は飛びそうだったのだが、キャンセル。 行ったら帰れそうにないし。
後で聞いたところによると、実際行ってたら帰れなかったらしい。 出雲への最終便は機材のやりくりが付かず欠航だった。
行かなくて正解だった。