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Matzにっき


2005年08月24日 [長年日記]

_ 『ポケットモンスター ミュウと波導の勇者 ルカリオ』

東京から帰還。夕方、息子と映画を観に行く。

うーむ、ポケモンのいる惑星って人類が植民したものだと思っていたのだが、 中世のように見える時代があるということは、平行進化かパラレルワールドだったのね。 新事実だ。

さて、今年の映画は「スターウォーズ」と「トゥームレイダー」と「ポケモン」を足して 4で割ったような映画だ。波導なるフォース似のパワーは登場するし、 ベッキーが声を当てるLara Croftもどきも登場するし。

でも、小学二年生は大喜びであった。面白さに感動さえしていた。

だから、

  • (かならずしも生命の危機にあるとは限らない)ピカチュウを助けにいくためだけに、 危うく数万匹のポケモンと未知の生命体が絶滅するところであった
  • 救出チームの全員(+α)が一歩間違えば帰らぬ人となるところであった
  • 数百年前の貴重な情報を持つ生命を失った

のは、主人公のいつもの通りの根拠のない自信と、無謀な行動であったことは、 この際、目をつぶることにしよう。

大人げないからな。


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