langsmithで発表された新言語。 スクリプト言語でありながら静的な型を持つのが特長。 まだ荒削りだけど結構面白いことになりそう。
正直なところ、同じ領域でありながら、Rubyとはことごとくデザイン決定が逆向きなのだが、 それがかえって面白い。同じようなものが乱立しても違いがあまりなくてつまらないものね。
Eric Raymondが「もうGPL要らないじゃん」と言ったというインタビュー。
実はまだ中身はしっかり読んでないんだけど。 彼の立場からはそうなのかもしれない。 GPLで一生懸命自由を保証しようとしなくても、 もっと緩い、たとえばApacheライセンスやBSDライセンスでも 大きな問題は起きていないじゃないか、という主張なら(すいません、まだ確認してません)、 分からないでもない。
でも、実はGPLは、 ビジネスの立場からオープンソースソフトウェアにかかわる人々にとっての武器になっている。 たとえばGPLの「ソース非公開不可」という条件は、 ソース非公開なソフトウェアを利用したい人に非GPLライセンスを売るという(Stallmanは気分を悪くしそうな)ビジネスを成立させているし、 またビジネスとして金をかけたソフトウェアのソースコードを ライバルが勝手に利用していた場合、GPLは訴訟によってライバルを叩く武器となる。 BSDライセンスではそうはいかない。
そういう意味では、ビジネスを含む殺伐系オープンソース界はまだまだGPLを必要としている、 ような気がする。
それはStallmanの望んだ世界ではないのかもしれないけど。