うちのRastが出展するので、 東京までお出かけする。末娘が風邪っぽいので心配だが、仕事をキャンセルするわけにもいきそうにない。
2便を使ったので、会場に付いたのは昼過ぎ。その後、少しだけ見て回る。
今日、目に付いたもの
あと、「オープンソースゾーン」なるコーナーがあるのだが、 出展企業の中でオープンソースを主体としている企業は 「ネットワーク応用通信研究所」と「グッデイ」だけのような。 もしかすると本当にこのふたつしかないのか(そんなことはないと信じたい)。
たくさんの人と名刺交換をした。なんか、私のことを知っている人が多いのはありがたいけど、 必要以上に意識されてしまうのはちょっと抵抗が。私はあくまでも「普通の人」です。 社会人として欠けているところがいくつもあるのは確かだけど、それは置いといて。
スーパークリエーターたちは認定証をもらっていた。 しかし、百歩譲って「スーパークリエーター」は良いとして、 「天才プログラマー」と連呼しちゃうのはいかがなものだろうか。 なかには天から与えられた才能ではなく、努力の結果偉大な成果をあげた人もいるんじゃないだろうか。 そういう人を安易に「天才」と呼ぶのはもしかして失礼なんじゃないだろうか。
5時で展示は終り、レセプションがある。
大学の同級生にばったりと会う。世間は狭い。 しかし、「もう10年もコードを書いてない」なんて話を聞いちゃうと、 ああ、そういうトシなんかなあ、とか感慨深くなっちゃったりして。
もっとも、中田先生なんか退官して「これでコーディングに集中できる」とか言ってるみたいだから、 上には上がいる。私もそういう老後を目指したいものだ。
その後、Ruby関連者など十数名で二次会(というのか)。 ごめんなさい、参加した人を把握しきれてません。
面白かったのは「なでしこ」のクジラ飛行机さんこと、 山本さんとの対話。 「なでしこ」のプログラムってのは、「確かにやりたいことを表現しているが、 人間に対してならともかく、コンピュータがそれをちゃんと理解しているとはなかなか信じがたい。 マジック」という印象がある。「マジック」ってのは善し悪しで、 ちゃんと動いているうちは良いが、一度分からなくなると手が付けられなくなる。 マジックだから。
しかし、山本さんと話をしたら、ちょっとだけ「なでしこ」の動きが分かって、 「マジック」が減った。面白い。自分自身で使うのはちょっと、だけど。 日本限定なのもちょっと厳しい。
山本さんと話すうち、いろいろと面白いアイディアが湧いてきた。
新しい言語は変化が大きくて、ダイナミズムが高い。 もう10年も続けてきて、世界中にユーザがいるとなかなか変化できなくなる。 いっそ、エメラルドか?