朝5時に起きると松江でもけっこう積もっている。
昨日の反省を踏まえて、まず早朝からタイヤチェック。 見ると前輪が著しく減っているので、ローテーションを試みる。 慣れないタイヤ交換で45分は費やす。 今日一日分の体力をすでに使い切った感じ。
道も変えた。今度は国道180号から生山、新見へと向かう。 道中それなりに積もってはいたが、危険なことはなかった。
鳥取県から岡山県に抜けた瞬間に積雪量がぐんと減り、 やはり山陰は陰なのだという俗説に対する傍証を得た。 同時に岡山県側の道路が貧弱なのを見て、 鳥取県の道路は立派という別の俗説に対する傍証も得た。
娘二人はコーラスに参加。2時間の集会中、 壇上で子供たちがじっとしていられるかという点が心配だったのだが(小学校低学年の子供もいたし)、 きちんと訓練されていたのか、子供たち自身の意識が高かったのか、 「おりこう」にしていた。感動した。
「世の光になる」というテーマで何人かからお話を聞いた。 まず引きこもってないで世の中に出て行かないとなあ、と感じた。
帰り道、四十曲峠で脱輪している車を見かける。 見ると知人であった。展望台の駐車場手前の溝の蓋が外れていて、 しかも雪でまったく見えないので前輪を落としてしまったのだという。
なんとか牽引ケーブルを用意して、さあ引き出すかと思った時、 通りかかった見知らぬ人がさっと自分の車を動かして、ケーブルを繋ぎ、 脱輪した車を引き上げた。見事な手際。
それが終わると名乗ることもなく、さわやかに去っていった。かっこいい。 まるで「よきサマリヤ人」のようであった。
アアイウヒトニワタシハナリタイ。
さて、やっとのことで玉造に帰り着くと、 最後の坂道が登れない。雪でタイヤがスリップしてしまうのだ*1。昨日初体験したチェーンを試してみよう。
がりがりがり、途中までは登れたが、最後の最後でタイヤが空転してしまう。 だいぶ苦労した。最後にはなんとか車庫にいれたのだが、もう、これ以上ないってくらい疲れた。
そういえばこの悪天候で、かずひこくんもWikiばなの帰りに飛行機が飛ばず苦労したらしい。
*1 しかし、この傾斜、いったい何度あるんだろう。いつか測ってみよう