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Matzにっき


2004年12月09日 [長年日記]

_ Linux Magazine 1月号

届く。3月号のことはなにも書いてない。当たり前か。

Pythonを紹介する連載が始まっている。その名も『サルでもわかる モンキーPython』。

うまい。

誰が書いているのかと思えば、堀川さんではないか。寝返ったな(笑)。

それはともかく、判官びいきのまつもととしては、 日本におけるPythonを応援します。

海外では圧倒的にRubyなんだけどなあ(マイナーなのが)。

_ [映画]サンダーバード

B00017YVCA

地元の映画館ではあっという間に終わってしまって見に行けなかった作品。 やっとDVD化されたので。

往年のファンをくすぐりつつ、現代の子供にアピールすることを狙った作品といえよう。

  • マシンのデザインはかっこいい。というか、上手に現代風にアレンジしたなあ。 ただ、4号は小さすぎないか?
  • 基地のガジェットも最高。各機の発進シーケンスがそのまんまなのが感動的。
  • 飛べるロールスには爆笑。でも、笑えただけであんまり感心しなかった。 飛べる必然性はないし。 出てくるマシンの中で唯一気に入らないデザインと設定。 最悪なのはフロントグリルがロールス・ロイスではなく、ミニクーパーにしか見えないところ。
  • ブレインズに息子がいたなんて。ていうか、家族が持てたのか、あの性格で。 ま、ありえないことはないか。私だって家族持ちだものな。
  • オリジナルよりも前という時代設定は秀逸。 子供時代のアランの活躍という形でオリジナルを知らない若いターゲットの共感を呼びやすくしている。 ところでアランってレーサーの彼だよね。後の3号のパイロットの。
  • ティンティン(オリジナル吹き替えではミンミン)にあんなパワーが。知らなかった。
  • オリジナルより前だから父ちゃんは前線に参加してるのね。
  • パーカーっ! 最高。一番似てたぞ。人形に似てると言われても嬉しくないだろうけど、きっと。
  • オリジナル(吹き替え)ではサンダーバードはマシンのコードネームで、 第三者からは一貫して「国際救助隊(International Rescue)」と呼ばれていたように記憶しているのだが。 映画では国際救助隊という呼称は一度も登場しなかったように思う。
  • フッドはモーセ役のベン・キングスレー。役者だ。
  • ストーリーの穴(特に考証)は追求してはいけない。これはサンダーバードなのだ。
  • 兄ちゃんたちの登場がほんのわずかでキャラが立ってない。 結局最後まで区別つかなかったぞ。 トレーシー家でアラン以外にはっきり個体識別できたのはジェフ・トレーシー(父ちゃん)だけだった。
  • 息子たちの名前はなんだっけ。スコット、バージル、ジョン、アラン、それからもう一人。 えーと、.....忘れた。
  • Googleした。ゴードンだ。4号のパイロットだったか。ちなみに1号、スコット(26)、2号、バージル(24)、5号、ジョン(22)、4号、ゴードン(22)、3号、アラン(21)だそうだ。ジョンとゴードンは双子か? 年齢には異説あり。

楽しい映画であった。サンダーバードを知らない人はどう思うのか。


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