はあ、そうですか。私も「見てみたい」とは思いますから、9割に含まれるんでしょうか。
しかし、
データ放送や、放送と通信を連動させた高機能サービスのイメージを理解した上で答えてもらうため、10月に首都圏の20−49歳の男女180人を会場に集めてデモンストレーションを見せ、意見を聞いた。
とあるが、高機能サービスはデモンストレーションしても、 コピーワンスのことや、域外放送のことは説明したんだろうか。
機能だけを見せて「見たいか」と問えば、ほとんど人は「見たい」と答えるような気がする。 しかし、本当に重要な問いである「テレビを買い替えて、チューナーを買ってまで見たいか」と問われると、 多くの人が「じゃあ、いいや」と答えるのではないかと。 BSデジタルの現状と同じことではないかと。もっとも地上波には2011年にアナログ放送終了という強制が控えているのだが。
なんとなく、都合の良い結果を得るための調査のような気がしないでもない。
がんばっていただきたい。後輩も就職したので応援している。
注目しているのが、商用サービス。
「これまではソースコードを見られないプロプライエタリな製品を買うか、オープンソースの基盤上に自社で開発するしかなかった。Zope Enterprise CMSならばライセンスを購入し、それをもとに自社のアプリケーションを構築できる。“買うか、作るか”から“買って作る”というパラダイムチェンジだ」(ゾープ・ジャパン代表取締役社長の山本烈氏)。価格は1CPUの基本ライセンスが数百万円から、CPU無制限のライセンスが1000万円前後となる見込みだ。
開発者を支援する「Zope Solution Alliance(ZSA)」も立ち上げる予定で、第1弾として2005年1月から「ZSAデベロッパプログラム」を開始する。トレーニングを優待価格で受講できるほか、ニュースレターの配信などが受けられる。会費は年間5万8000円としている。
「いっせんまん」ですか。安いのか、高いのか。
金額だけ聞くとえらく高いように思えるが、 実際問題ちょっとした企業を運営しようとすれば、月数千万の売り上げは必要な気がする。 オープンソース関連企業の人たちからの共通の愚痴は(数年前の話だが)「無償でも手に入るものに金を払いたがらない客が多くて困る」なのだが、ここ数年で状況は変化しているのか、Zope Japanはこの壁を乗り越えられるか。暖かく見守りたい。
ところで、「Ruby Solution Alliance (RSA)」とか上記と同じ値段で始めたら、 何人が欲しがるのかなあ。国内だけならZopeよりユーザは多いと思うけど*1。
*1 「本気のユーザ数」だとZopeに負けるかも