朝、『The Ruby Way』の著者であるHal Fultonに送ってもらって空港に。 著名人をこき使ってるなあ。
空港で朝食にトルティーヤのようなものを。まずい。 食べきれなくて半分は捨てる破目に。
Austin空港からDFWへ。AA61便。 この便は東京まで同じフライトナンバーが割り当てられているが、 Austin・Dallas間とDallas・成田間では飛行機が違う。 Austin・Dallas間はBoeing S-80。初めて乗った。飛行時間は1時間弱。
Dallas・成田間はB777。飛行時間は13時間。長いぞ。
機内でみた映画は以下の通り。
『Tomb Raider2』
アンジェリーナ・ジョリー主演のシリーズ2作め。 あんまり考えて見てはいけない。 ただ、謎解きの結果としてシマウマやキリンの立体映像が出て、 「アフリカね」はいくらなんでもないだろう。 敵方も「アフリカとは思わなかったな」なんて感心してるんじゃない。
追記
後で見るとこの映画、ヤン・デ・ボン監督作品ではないか。 ヤン・デ・ボンといえば『ツイスター』やら『スピード』やら、 「まだまだヤンデボン」、「そこまでヤンデボン」といいたくなるしつこさがウリだと思っていたのだが、 この映画にはそのテイストはない。淡白なヤン・デ・ボン作品とは残念だ。
『Pirates of the Caribbean』
ディズニーランドの「カリブの海賊」が原作ということになるのかな。 アトラクションで見た通りのシーンがいくつかそのまま取り込まれているところが笑えた。 不死でなくなった海賊が(つかまれば縛り首確定なのに)降参してしまうところは、 脚本が抜けているのか、それとも安全に慣れた身が急に危険にさらされると動けなくなってしまうってことか。
なんか今回映画ばっかり見てるなあ。
はあ、そうですか。私も「見てみたい」とは思いますから、9割に含まれるんでしょうか。
しかし、
データ放送や、放送と通信を連動させた高機能サービスのイメージを理解した上で答えてもらうため、10月に首都圏の20−49歳の男女180人を会場に集めてデモンストレーションを見せ、意見を聞いた。
とあるが、高機能サービスはデモンストレーションしても、 コピーワンスのことや、域外放送のことは説明したんだろうか。
機能だけを見せて「見たいか」と問えば、ほとんど人は「見たい」と答えるような気がする。 しかし、本当に重要な問いである「テレビを買い替えて、チューナーを買ってまで見たいか」と問われると、 多くの人が「じゃあ、いいや」と答えるのではないかと。 BSデジタルの現状と同じことではないかと。もっとも地上波には2011年にアナログ放送終了という強制が控えているのだが。
なんとなく、都合の良い結果を得るための調査のような気がしないでもない。
がんばっていただきたい。後輩も就職したので応援している。
注目しているのが、商用サービス。
「これまではソースコードを見られないプロプライエタリな製品を買うか、オープンソースの基盤上に自社で開発するしかなかった。Zope Enterprise CMSならばライセンスを購入し、それをもとに自社のアプリケーションを構築できる。“買うか、作るか”から“買って作る”というパラダイムチェンジだ」(ゾープ・ジャパン代表取締役社長の山本烈氏)。価格は1CPUの基本ライセンスが数百万円から、CPU無制限のライセンスが1000万円前後となる見込みだ。
開発者を支援する「Zope Solution Alliance(ZSA)」も立ち上げる予定で、第1弾として2005年1月から「ZSAデベロッパプログラム」を開始する。トレーニングを優待価格で受講できるほか、ニュースレターの配信などが受けられる。会費は年間5万8000円としている。
「いっせんまん」ですか。安いのか、高いのか。
金額だけ聞くとえらく高いように思えるが、 実際問題ちょっとした企業を運営しようとすれば、月数千万の売り上げは必要な気がする。 オープンソース関連企業の人たちからの共通の愚痴は(数年前の話だが)「無償でも手に入るものに金を払いたがらない客が多くて困る」なのだが、ここ数年で状況は変化しているのか、Zope Japanはこの壁を乗り越えられるか。暖かく見守りたい。
ところで、「Ruby Solution Alliance (RSA)」とか上記と同じ値段で始めたら、 何人が欲しがるのかなあ。国内だけならZopeよりユーザは多いと思うけど*1。
*1 「本気のユーザ数」だとZopeに負けるかも
今週の計画だと、今日、もう一本原稿を書いて 「死の原稿ロード」から解放されるはず...だったのだが、 改めて原稿依頼をチェックしてみると、
依頼は受けたが承諾していなかった。
フォローアップもなかったし、 これは断ったと見なされてるな。 ま、しょうがない。
一応、編集の人にメールして、 今日は開発の日にしよう。
やった♪
思わず時間に余裕が出来たのと、 今週は全然プログラミングできてなかった抑圧とが 重なって、久々に大物に手をつけてみようという気になる。
今日の料理は「class local instance variable」、 つまり、そのクラスからしか見えないインスタンス変数。 C++のプライベートメンバ変数のようなものだね。
しかし、構造体ベースのC++と違い、 ハッシュベースのRubyでは少々面倒くさい。 Pythonではアンダースコアで始まる属性には クラス名を付加して疑似的にクラスローカルとしているようだが、 それは少々かっこ悪い。
そこで、以下のようにした
ついでに性能向上のため、Symbolをimmediateに戻した。
なんてことを一通り終わった頃、 「やっぱり原稿お願いします」というメールが届く。 えーと、この一日をどう考えればよいのだろうか。
えーと....、.NETの必要性をそうやってひねり出す能力は尊敬する。 正直、羨ましい。いや、妬ましいくらいだ。