特許や知財関係のニュースが目についた日であった。
まずは二画面特許から。
ITmedia、 「2画面特許の訴訟は、まだ終わっていない」〜ADC
えーと、そうですか、まだ、あきらめてませんか。 でも、あきらめた方が良いと思いますけどね。
だって、
でしょ。訂正して、訂正そのものは認められたのに、無効判定されたってことは、 どう考えても無効だったってことじゃないかと。
悪あがきをしているのはADCだけじゃない。
「オープンソースは「西部開拓時代」−SCOのマクブライドCEO」 によると、
幾つかの面で長期の法廷闘争を繰り広げるマクブライド氏は、自身を「フリーのオープンソース開発の脅威が拡大する中で、知的財産保護のために戦う闘士」と位置付けた。
ほほう。私には「産業構造の変化に果敢に立ち向かうラッド将軍」に見えるんだけど。 真実は歴史が明らかにしてくれるに違いない。
悪い(見苦しい)話ばかりではない。
ノベルがオープンソースソフトウェアの防御に自社特許の利用を表明
Novellは5日(米国時間)、自社のオープンソース製品を法的攻撃から守るために、特許ポートフォリオを使っていくと述べた。
私自身はまだノベルが本当にオープンソースに協力するつもりなのか、 それとも単にラベルとして利用しようとしているだけなのか、 判断するのは難しいと思っているのだが、 今までの彼らの行い(SCOの逆提訴、Ximianの買収と運営、そして今回の件)は、 いちオープンソース開発者の目から見て望ましい行動ばかりだ。 そろそろ信じてもよいのかもしれない。
もっとも企業って奴は、傾きかけると豹変するのだが。 ノベルが傾かないことを祈ろう。
他にもDRMやDMCRAについても印象に残ったことがあったのだが、それらについて書く時間が取れない。 時間が取れたら追記しよう。