思ったよりも早く、原稿(1パス目)が仕上がったので、 会社を抜け出して散髪に行く。いつまで経っても涼しくならないのに、 伸びてきた髪が暑苦しいからだ。
で、てくてく歩いていった近所の散髪屋で髪を切ってもらっていると、
「ざーっ」
雨が降ってきた。夕立のようだがなかなかやまない。 仕方がないので、しばらく待って小降りになった時点で、 会社まで走って帰る。頭も洗ってもらったのに。
昨日のエントリで多言語化について触れたら、 変換へのリクエストをいただいてしまった。
先月、実装して論文を書いた多言語化機能は、 複数の文字エンコーディングをそのまま取り扱う機能である。
個人的には実際の多言語化にはもうふたつ必要なものがあると考えている。 論文として書くかどうかは置いといて。
それは
である。前者はiconvが結構頑張っているが、 エンコーディングのハンドリングが拡張可能である以上、 変換機能も拡張可能であってほしい気がする。
後者はなかなか難しい問題だ。 実現するなら、これも拡張可能にしたいが、 これこそ決定打というアルゴリズムもなさそうだ。 言語に思いっきり依存しそうだし。
最近はmeta情報としてエンコーディングが分かることが多いから、 それほど重要ではないのかなあ。
これらの多言語化機能を使って、アプリケーションの国際化を行うためには、 メッセージの言語切り替え(gettextなど)、GUIツールキットのフォントハンドリング、 縦書き・右から左への対応、 貨幣記号・小数点など文化的な記法変化の対応、 などなどが必要だ。
先は遠いぞ。