出るのは時間の問題だと思ってたけど、やっぱり登場したね、オープンソースソフトウェアの資格試験。
シルバーとかいうグレードがあるので、オラクルの試験をイメージしてるんだろうなあ。 「ゴールド」も来年以降登場予定だそうだが、そのうち「プラチナ」も出てくるんじゃないかと。
ここで「じゃあRubyも」なんて冗談を言うのは常なんだが、 実際考えてみるとこの試験そのものはビジネスとしてはおいしくない。
受験料は1万3000円(税別)だそうだから、1000人受けても売り上げは、1,300万。 試験問題を用意し、会場を準備し、試験を運営することを考えたら、とてもわりに合わない。
もともとのお題目通り「資格を取得することで技術者が客観的な評価を受けられ、企業も的確な人材を確保できるようになるという効果」の効果しか期待できないだろう。いや、それで十分なんだけど。
こういうことをしようという人が登場するということは、 PostgreSQLは市場に認知されてきているということなんだろう。
ビジネスとしておいしくないといえば、 「ゼンド、PHPのオンライン教育コースを提供開始」も同様。
価格は9万円(税別)。同社では年間200名の受講を目指す。
ということじゃ、1800万だものね。これも「技術者を増やす」ということを主眼に捉える必要がある。
資格試験も教育もビジネスは甘くないってことか。
もっとも、うちの会社も「Rubyの教育」には参入計画がある。 もっとほそぼそとした感じだけど。