matzさんの意見を読んで、思わず考えてしまったのは「なんでmatzさんが、政策決定をするわけでもないのに、権利者側との妥協を熱心に考えるのだろう?」ってことなんですけど... 実はmatzさんは特許でがっぽり儲けているとか?(笑)
いや、儲けてたらこんなことしてませんってば。
で、私がなんで「妥協」を模索するかというと、社会を変化させたいから。 単なる理念だけでなく実現させたいからこそ妥協点を探っているわけです。
個人的には「特許なんてなくていい」とか、私も思っていますが、 そういうことを主張してくれる人は他にもいるし、 どうもそれを繰り返していても社会は変わりそうにないので、 少しでも「改善」するとっかかりを模索したいというか。
と、思っているので、特許の問題点を指摘するだけでなく、 現行制度から漸近的に変化できる対策を考えたいわけ。
訴えられた側が証明しなければならないようなやり方は、「持たざる者」の負担が十分に軽くならないので、同意しかねます。
んー、そうだよなあ。でも、ここはたぶん簡単には変えられないと思います。 ここ100年以上そうやってきたわけだし。 これは「証明」の方法を広げることで対応できるんじゃないかなあ。 それこそインターネットアーカイブを使うとか。
昨年までの「情報化・全国月間高校生・専門学校生プログラミングコンテスト」が、 今年からは「U-20 プログラミングコンテスト」として模様替えが予定されている。
今までの
などを廃し、
を目的としたプログラミングコンテストである。日本国内に居住する、 平成17年3月31日時点で満20歳以下の人なら誰でも参加できる。
今年は、実行委員(審査員)にも
も加わっている(石田晴久委員長をはじめ総勢9名)。
内情をばらすと、昨年の「セキュリティ甲子園」の騒動から、 昨年度検討委員会が開かれ(私も委員だった)、 セキュリティ合宿とプログラミングコンテストのふたつを実施することになったというもの。
セキュリティ合宿についてもたぶん別のチームが検討しているのだろう、よく知らないけど。
で、このコンテストの〆切は8月上旬ということで、 今からモノを作るのでは難しいだろうけど、 「これは独創的だ」というモノを持っている若い人は、 ぜひ応募を考えてみてほしい。 バグが残ってても、あるいは場合によっては未完成でも発想に光るものがあれば、 少なくとも私は高く評価するつもりだ。