妻の実家の山口市に移動。R9を240Kmほど西に。
私の実家も、今のうちも、妻の実家も国道9号線から少しだけ入ったところなので、 この国道沿いに移動するだけですむ。楽といえば楽だが一般道240Kmはちと遠い。
夕方には到着するが、移動するだけで疲れ切って、到着後昼寝(というかなんというか)。 こんな調子で原稿終わるんだろうか。
なお、帰省中はAirH"しかネット接続手段がないので、応答性が悪いことでしょう。 すぐ切れるし。
「Update」と「Foreword」は書いた。問題は「LLとは?」という文章だ。3ページもなに書くのよ。
はんばあぐさんのHysteric Programmer 日記 によれば、
議論にあたって、別の視点も必要だと思います。企業に雇われる場合と個人(自営業)の場合は、事情がかなり異なるので、わけて考えるべきです。さらにもうひとつの視点は、既存のオープンソースか自分が創設したものかです。場合分けは、合計4通りあります。
ふむ、考えてみたことなかったな。 ここでは「自分で創設」というよりは「主開発者かどうか」が重要でしょうな。
となると、えーと、
の4つか。しかし「自営 - 主開発者」ってのは現実的じゃないだろう。 「経営をなめるな」って感じか。あるいは「主開発者の苦労を知らないか」かも。
残り3つ。
残りのものについては「プレゼンス(存在感)があれば有効」というモデルはあまり変わらないような気がする。
たとえば、私は(1)のパターンだ。これについては以前に述べた。
他のものとしては、うちの会社には(3)のタイプの開発者もそれなりにいる。 これは「優れた技術者」としての立場を武器にオープンソースへの貢献を認めてもらっているタイプか。 同時に自分が優れていることを示す道具としてオープンソースの貢献を利用しているとも考えられる。 うまくいけば理想的なケースだろう。
最後のケースはどうだろう。うちの社長は新しいプログラミング言語を覚えるたびに その言語で逆ポーランド電卓プログラムを作る習慣があるが、 そういうのはここでいう「開発協力者」でも「主開発者」でもないだろうな。 オープンソース関連の事業をすることでオープンソースの間接的に開発に協力しているというケースは良く聞く。
日本ではあまりないような気がするが、たとえばDave Thomasのような独立系コンサルタントは、 自営に分類できるかもしれない。彼は仕事が忙しくない時にオープンソースソフトウェアをいくつか開発している。 最近の彼のヒット作はRuby版JavaDocとでも呼ぶべきRDocである。 こういうのは、あるいは「自営 - 主開発者」に分類してもよいのかもしれない。 小粒なプロジェクトが多いけど。
そういえば、Eric Raymondとかも小さなプログラムを開発しては、 他の人にメンテを譲ったりしている(fetchmailとかbogofilterとか)。 彼が自営と呼べるかというのはよくわからないのだけど。普段なにやってるか知らないので。