午前中、IVME03の論文集を読んでいたら 寝入ってしまった。やっぱ英語の論文は辛いわ。
注目したのは午後のsession 3で発表された以下の論文。
Generation of Fast Interpreters for Huffman Compressed Bytecode
Mario Latendresse (FNMOC/US Navy), Marc Feeley (Universite de Montreal)
The Case for Virtual Register Machines
Brian Davis, Andrew Beatty, Kevin Casey, David Gregg and John Waldron (Trinity College Dublin)
Dynamic Native Optimization of Interpreters
Gregory T. Sullivan, Derek L. Bruening, Iris Baron, Timothy Garnett, Saman Amarasinghe (MIT)
簡単に紹介すると、(1)はメモリが少ないデバイス用にハフマンエンコーディングしたバイトコードを高速に解釈するインタプリタについて。(2)はレジスタベースのバーチャルマシンについて。参考文献にはParrotがあったりする。(3)はLightweight Languageという言葉の生みの親Greg Sullivanがfirst author。難しくて(寝てしまったし)よくわからなかったので、また後で読もう。Gregはここで紹介されているPartial Evaluationを使ったDyamicRIODynamoRIOという技術を
Rubyに適用しようと考えていたようだが(何度もRubyの実装に関する質問メールをもらった)、
この論文ではOcamlを使っている。あんまり実装がきれいじゃないんであきらめたかな。
しかし、このカンファレンス出た方が良かったかなあ。来年はどうしよう。