Moleskinさんは、昨日一昨日の
に対し、
3番目のやつはともかく,それ以外は宗教団体あるいは企業なんかで芸能人や文化人が果たす,俗に「広告塔」と呼ばれる役割とどのへんが違うのでしょう?
(中略)
身に付けたスキルで直接的に飯が食えない商売って,やっぱり問題あると思うよ.
とコメントしておられる。
で、最初の質問に対する答えは「違わない、広告塔上等」である。
オープンソース開発者(というか私)にとって重要なのは、 好きなこと(開発)をやって食べていけることであり、 それができるのであれば、企業が私のことを広告塔と見なしていようがなんだろうが 別に気にしないことにしている。 企業が私にどのように価値を見いだすかということと、 私がなにを企業に求めるかということはある程度独立だ。
後者に関しても、私は気にしない。 身につけたスキルがあるからこそ広告塔になれるわけで。 「身に付けたスキルで直接的に飯が食えない商売」って、 それこそ星の数ほどあるのだが、それについてもそれが世の中の現実としかいいようがない。
やりたくもない「スキルで直接的に飯を食う」仕事をするよりは、 広告塔になってでも好きなことをして飯を食う方が私にとっては百万倍健全だ。
とはいうものの、
「プレゼンス」とか「業界内の地位」なんてのは技術力とは直接関係のない話で、 どちらかといえばマーケティングに近い領域だ。 そこに面白くないものを感じる私がいるのは事実だけどね。