月に一度の岡山での会議。昨日帰国して、今日岡山まで運転はきついなあと思ってたら乗せてくれる人あり。 助かった。
すいません、会議中、うとうとしてました。時差ぼけ...というのは単なる言い訳で、 私ったらどこでも寝ちゃう人なんです。真面目な会議だったのに。
10日のプレゼン後、 何人もの人から「Sapir-Whorfの仮説を知ってるか」と聞かれた。 私の話がその仮説にそったものだったかららしい。
「Sapir-Whorfの仮説」とは
Language shapes the way we think, and determines what we can think about.
というようなものらしい。 最初に議論されたのが1929年ということだから、実はずいぶん古い仮説だ。
「言語が思考を規定する」というのは私の好きな言葉であるし、実際にそう思っているので、 私自身はこの仮説は真実であると信じているのだが、今回教えてもらうまでは この仮説について全く知らなかった。
ただ、この仮説に基づいて書かれたSFである『4150102481』は、 高校時代に読んで私に深い影響を与えた本である。この本を読んで言語を好きになったのか、 言語が好きだったからこの本を読んだのかははっきり覚えていないけど。 たぶん、言語好きの方が先だったんじゃないかと思う。
で、どうやら私は、この本の印象と自分自身の経験から仮説を再発明したらしい。 車輪の再発明は私の得意技ではあるのだが、またやってしまった。